Have a precious life !
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今日は母の誕生日です。 ちなみに、姪も誕生日です。
無作為に70人集めると、同じ誕生日が1組できる確率は限りなく100%に近いんだそうです(余談)
母の日はメールだけにしましたが、誕生日は毎年しっかりお祝いしているので、贈り物をどうしようかとずっと考えていたんですよ。 まぁ、結局は毎年、花束に落ち着いてしまうんですが。 でもね、花束にしてもいろいろパターンがあるのでそれを考えるのも結構一苦労なわけです。
花束をポンとプレゼントするにしても、インパクト勝負に出るアキラ。 予告無しで登場は当たり前。 さて、花束はどうしようか。
今年はですね、ネット販売なるものをやってみました。 オレンジのバラ50本をお安くね。 オレンジにしたのは単にアキラが好きだから(笑) バラの中でオレンジが一番好きなのですよ。
卸業者から直接送るので、当然アキラはその花束を見ていません。 50本もの花束なんて、アキラも見たーい! …ってなわけで、休日にしては早々と起きて実家へGO。
乗り換えの時に実家に電話。 ア「今から行くから」 母「え?あら、今からお寿司食べに行くのよ」 ア「アキラも連れてって〜」 母「あら、じゃぁ待ってるわ」 ここで連れて行ってくれなかったらもれなくグレますってば。
実家の最寄駅で、父・母・祖母を待っている間、黒人の方に声をかけられる。 黒「7番ノバスはココ通リマスカ?」<カタコトの日本語 ア「な、ななばん??」 ここに住んでる訳じゃないし、実家から通っていた時もバスなんて使わなかったから、番号で言われても解らないよ〜(焦) せめて行き先で言ってくれればすぐに答えられたんだけどね。 とりあえず、バス停の時刻表諸々を見る。 行き先の横に番号が書いてあったからよかったよー。 ア「No.7's bus , OK」 こっちもカタコト(というかブロークン)な英語で答えてしまったばかりに、黒人さん、次から次へとアキラに質問攻め。 ひえ〜っ(緊張)
(以下全部英語) 黒「そのバスは○○公園まで行きますか?」 ア「えーとね…(路線図を見る)…○○公園?(そんな停留所ないよー)」 黒「公園の近くまで行ければいいです」 ア「あぁ、それならOK。次来るやつとその次のは途中で違う方に行くからダメです。3本後まで待たないと、○○停留所には行けません」 黒「え…(絶句)」 そうだよね、だってあと30分以上待たないとダメなんだもの。 アキラ、英語は堪能ではないので、中学校で習うような単語しか出てきません。 それでも通じたのは路線図のおかげ。 あぁ、ありがたや。
だがしかし! 黒人さん、その後もしきりに話しかけてくるではないか! えぇ〜いっ、女は度胸!
その後の雑談は、黒人さんがアキラに質問し、それに対して答えるだけ、という簡素なものです。 アキラの家族の話とか、仕事の話、スポーツの話など。 聞き取りにくい単語や、解らない単語は、カタコトの日本語で言い直してくれたりして。 今思えば非常に貴重な時間だったと思います。
アキラの名前(「アキラ」は本名ではないのでこの時はもちろん本名)を教えたとき、発音が難しかったようで。 アルファベットでも説明したけどやっぱり難しかったようで。 黒「ニホンゴ、ムズカシイネ」 と苦笑いされました。
そうこうしている内に、父・母・祖母が来たので、黒人さんとお別れ。 母「何?あの黒人さん」 ア「バスの行き先とか訊かれちゃった」 母「あ、そうなの。何かと思っちゃった」 ア「発音がいいね、って褒められちゃった♪」 母「うまいわねぇ…」 祖母「外国の男性は女性に優しいって言うから…」 おいおい…ばーちゃんまでそう言うかい(-.-;)
お寿司を頂いたあと、両親がビールをかっくらってしまったので、実家まで今度はアキラが運転。 玄関に飾られたバラは、1つの花瓶に入りきらずに、2つに分けられてました。 まぁ、結構なボリュームだもんね。
母「アキラ、何本て注文したの?」 ア「何本ちゅーか、1束」 母「1束?本数で注文したんじゃないの?」 ア「1束50本ってあって、それをぽちっとな」 母「どう数えても60本あるのよ」 ア「え?」 母「私、59歳になるのに、なんで60本?って思ったのよー。何回数えても60本だから勘違いしてるのかしら、とか思っちゃった」
…っていうか、ちょっとまて。
50本1束って書いてあったよ。 その10本はどこから? でもなんかいろいろ書いてあったような気がするなぁ。 後でまた見てこよう。
実家で夕飯まで食べた後、帰ろうとしてまたバラを見たら、もう開きかけてて。 母「暖かかった(むしろ暑かった)から、開くのも早いわね」 うーん、それはそれでちと寂しいな。 来年は違う花にしよう。
お寿司を食べる前に「祝って〜祝って〜」と乾杯を強請ったおかんを見て、またしても「間違いなくアキラの母だわ、この人」と苦笑いしたのは言うまでもありません。 アキラが自分の誕生日を「祝って〜」と言いまくるのはおかん譲りと断定していいっすよね?(笑)
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