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2002年05月15日(水) |
職場における存在意義 |
帰り際、廊下で同期のTさんに会ったので、ロビーで缶コーヒー片手にちょっと話し込んでみました。
彼曰く。 「アキラがやっているような仕事(ルーチンワーク)の方が楽だから、俺だったら一生その仕事でもいい」
アキラ曰く。 「Tさんがやってるような仕事(現場作業)の方が、やりがいがあるだろうし、アキラだったら一生(…とまでは言わないが/苦笑)その仕事でもいい」
これは無いもの強請りなんですかね?
ア「だってさ、アキラはこの会社に入って7年目なのに、未だにうちの会社が何をやってるかイマイチ掴めてないんだよ?」 T「そんなの俺だって同じだってー」 ア「ずっと総務の仕事しかしてないから、視野が狭いと思うんだよ。少しでも違う仕事をやらせてくれれば、もうちょっと視野が広くなると思うんだけど…」 T「そんなんで視野を広げても意味ないぜ?アキラは俺の知らないこととかいっぱい知ってるじゃん」 ア「は?」 T「○○さん不倫騒動とかさ」
…そういう方向ですか(苦笑)
仕事をしていて、ふと『この役割はアタシじゃなくてもいいんじゃん?』って時々思ったりするんですけど。 Tさんが「世の中の9割がそんなもんだ」と軽く言うので、そうかもしれないな、とすんなり納得したのでした。
芸能人だとか、伝統的な物を創造する職人さんだとか、『この人じゃなくちゃダメ』って言う人は確かにいるけど、そういう人はほんの一握りなんですよね。
どんなくだらない仕事でも、アキラはそれなりにプライドを持ってこなしています。 それだけで給料を貰うに値していると自負しています。
明日は嬉しい給料日。
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