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2002年02月07日(木) ザマスか笑瓶か。

今日はK夫人と眼鏡を買いに行きました。
K夫人は、どんなフレームがいいか一緒に選んで、と言うのでアキラが眼鏡屋に同伴出勤(違)。
アキラは(先日も書きましたが)今年は免許の書き換えがあります。
普段はコンタクト使用ですが、いい機会なので眼鏡を作り変えて、万全の体制で臨もうと思います!
コンタクトじゃいまいち不安だからさ(苦笑)

それで午前中、夫人とちょろっと話したんです。どんなフレームがいいか。
ア「やっぱ『ザマス』的な眼鏡っしょ」
K「えーっ!だったら笑瓶眼鏡にするよ!」

…どっちもイヤだろ(苦笑)

K夫人の帰り道に当たる都内某所の、桃太郎が眼鏡をかけてる広告でおなじみの大手チェーン店に入店(全国チェーンじゃなかったらゴメン)。

数あるフレームを次から次へとかけてみる。
ザマス的なフレームもあったけど、K夫人は笑瓶的眼鏡も試してみてました。
夫人よ、君のテンションは明日の金曜日に向かって高騰の一途を辿ってるね!(笑)

最終的に、アキラはJPGのフレームを、K夫人はGUESSのフレームを選びました。
アキラは、最初は紫がかったフレームを手にしたんですが、形がちょっとキツイ印象を与えると夫人が言うのでやめました。
ただでさえキツイのに、眼鏡で「さらに倍率ドン!」じゃ、アキラ泣きます。
っていうか、上の一文に反応を示さない世代がいることに泣きそうです(泣くなょ)。

最初は、「フレーム+レンズ」で5千円のセットを買おうと思ったのですが、そのセットで眼鏡を新調したMN君がかなりご不満だったので(苦笑)、それはやめようと思いました。
やはりレンズの素材とかがよくないんでしょうね。
ずっと使うことを考えたらケチってはあかんな、と。
この時期には痛い出費なんですが、いざ新しい眼鏡ができると気分がシャンとしますね。
実際に出来上がるのは14日だそうです。

店員「バレンタインデーですね」

…そんな日もあったっけ…(遠目)


帰宅後、シャワーを浴びてすっきりサン♪
入浴後って身体の水分が失われるから何か飲みたくなりますよね。
いつもは、寝る直前に浴びるので、入眠作用のあるホットミルクを飲むんですが、今日は寝るにはまだ早い時間だったので、林檎を摺ってみました。
おーいすぃ〜(*^.^*)

その、摺り林檎を作る前に、MN君から電話が。


この後はちょっとヘビーだよ。
重い話が苦手な人は、今日はここまで。
オヤスミナサイ。また明日☆









ここ最近、彼は会社の人間関係が主な原因でノイローゼ気味だったりします。
アキラも2年前はそうでした。
今の部署に異動して来てから最初の3ヶ月は特にひどくて、K夫人のいる部屋に行って愚痴り、またある時は、彼女の前で突然泣き出してしまったこともありました。
夫人は、アキラと違って物事をその都度言うわけではなく、溜め込んでしまうタイプなので、自分のことで精一杯だった(という言い訳を振りかざしていた)アキラは、私の愚痴のせいで彼女を追い込んでることに気づきませんでした。
夫人の辛い心境に気づいてから、少しは我慢しようと頑張ってみましたが、性格はそうそう直らず。
懲りず、K夫人に愚痴る日々…。

だからと言う訳じゃないんだけど、自分に余裕があるときは、他人の愚痴を聞いてあげる義務があるんです。
義務って言うと、「イヤイヤなのか?」って感じに聞こえちゃうけど、全然違うよ。

誰かに話を聞いて貰うだけで楽になれるってことを、私は身を持って知ってる。
だから、今度は他の人の愚痴を聞いて楽にしてあげたい。
そうやって、K夫人を始め、いろんな人に、日頃の感謝の気持ちを返していきたい。
アキラはそう思っています。


前置きが長くなりましたが、そんな訳でMN君の愚痴を聞く。
彼は、退社直前にちょっとした問題に直面したのですね。
その経過と結果を聞かせてもらいました。
詳しくは書けないので割愛させていただきますが、「誰が聞いても納得いかないっしょ!」的な結果でした。
(結果報告を聞き終えたアキラの第一声は「…は?」でしたさ)

どんなに仲がよかろうが、アキラは筋が通ってないことは大嫌いなので、本人を前にしても遠慮なく異議を唱えますが、今回のMN君には非はなさそうです。
MN君からの話だけなので確信を持って言い切るのは避けますがね。
でもねー、あの状況じゃMN君も辛いよ。

暴言を承知で書きます。
彼の直属の上司は女性なのですが、その上司は、世の女性の嫌な部分だけを掻い摘んで出来たような人なんです(もちろんアキラの主観だ)。
その更に上の上司は男性で、典型的な「ダメ社員」です。
年功序列の会社だから、今でこそ上に立てているものの、実力主義の会社だったらとっくの昔にクビになっているような人です。

だけど、そんなアイツらでも上司なんです。
正しいことを掲げて文句を言うにも、別の形で返って来る。
そうと知っていて上司にたてつく人はいません。
だから。
アキラは2年前、自分の係長に言いたいことの10分の1も言えず、ノイローゼ気味になり、無断欠勤に踏み切りました。
自殺した人、自殺を考える人の気持ちがちょっとだけ解った気がしました。

MN君が、受話器の向こうで同じ事を口にしていた。

私は、今は開き直っているというか、気持ちの落ち着きを取り戻したのもあって、自分の係長に対する構え方は2年前と違うけど。
「愚痴ってゴメンね」と繰り返す彼に、もっと気の利いた言葉を言えればいいのに、と口惜しく思う。

他にも、彼の人間関係にまつわる愚痴を聞く。
どうして、筋を通せない人間ばかりが彼の周りに集まっているんだろう、と思う。
それでも彼は「俺はその人を嫌いだけど、アキラは俺の愚痴を聞いただけでその人を嫌いになったりしないで」と言う。
ちゃんと考えれば至極当然のことなんだけど、そんなセリフはなかなか言えるもんじゃない。

彼の声のトーンが落ちて、黙る時間が増えた。
泣いているのかもしれない。
「大丈夫?」としか言えない自分が情けないよ。

「明日は飲み会だよ。仕事は休んでも飲み会はおいでね」
そう念を押したら、MN君が微かに笑ったから安心した。
「うん、仕事休んでも飲み会には行くよ」


今日は、K夫人からも同期のMさんからも、社内の人間関係についていろいろな話を聞いた。
うちの会社、おかしいです。
うちの会社だけじゃなくて、世の中の歯車全てが狂っているのかもしれないね。


明日、君の心が晴れますように。



柏木 暁 |MAILHomePage

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