戦え!何を?!人生を!

2006年01月15日(日) うわー!私その本持ってる!!

ウミノさんの日記を読んで夜中に叫んだ…
確かにあのケーキはどこのお店でもどんな本のレシピでも似たものを見た事ないのです。本に写真ゼロなのも『これで本当に正解かな?』と思っちゃう原因だろうな…ぺしゃっとした見た目もちょっと無愛想で、けして人様んちに持って行くような感じではないし。でも私もあのケーキは人生で何回も何回も作ってる…あの味はどこにもないもん!ヨーグルトと焼けたりんご(絶対紅玉!)のやさしーい味。私は焼き立てで薄切りりんごの周りに水分がちょっと残っている感じの時と、1日置いて表面の乾いた感じがなくなっちゃったやつと両方好きだ。うわー作りたくなって来た!
あの本、作者がオリジナルで考えた独特なレシピが多くて(写真ゼロで図と呼べるものは作者のイラストのみ)、スイーツあふれる今となっては少し古い感じのものやハズレのレシピも正直ありますが、作者が本当に楽しんでレシピを考えたんだろうなあーっていうのが子供心にぎゅんぎゅん分かってそんな感じがたまらなく好きだった。昔のお菓子の本って粉300gとかバター200gとかハンパじゃない分量を使ったり、考えられないくらい手間のかかるレシピが多かったものですが、あの本のレシピはどれもとっつき易くて、他のお菓子の本にはない驚くようなおいしさがあって、小さな頃からあの本は私にとっては宝でした。あれがあったからお菓子作るのが好きになったんだろな。ぼろぼろになってますがうちではまだ現役です。あの本のレアチーズケーキのレシピがだいすきだ…あと、自分でベビーボーロ(関西ではちちボーロって言いますよ)が作れる事をこの本で初めて知ったよなあ。

あの正解の分からないケーキ、何度も作り続けた人が作って集まって持ち寄ったら面白いだろうな!(笑)写真もないからりんごの並べ方もどんな容器に入れて焼くのかも、焼き色の好みも違うと思うし。うちのはこうなるんですけど、あなたの所はこうなんですか?!みたいになるんかな〜。ああ、夜中にすごく嬉しくなってしまった…すいません普通の日記で。


 

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