戦え!何を?!人生を!
2002年03月07日(木) |
春遠からじ。あと本のはなし。 |
そうだ今年は去年と違うんだよな。晩酌だって出来るし七分丈のシャツだって着られるし(買えればね)平日休みの午後もほのぼのと幸せだよーと声に出して世話になった人達にきちんと言いたいものです。でも新居明乃を聞くと胸が締め付けられるようです。さんちまんたりすむ。げ、元気出して行こうじゃん…!
ラブ日記がなかなか更新されないと思ったらそういう時期なんですね。春コミ。皆様無理せずに…!でも、ほんは、ヨミタイ、ナ…!(無垢な瞳で)ちなみに置きっぱなしにして表面がぱりぱりになっちゃったおにぎりはお醤油を塗ってオーブンで焼くと素敵に美味しいですよ。お醤油を塗る前に少しおにぎりを焼いておくとお醤油が焦げず中まで暖かい焼きおにぎりが出来ますよ。お醤油を塗って焼いて香ばしいおせんべいみたいなにおいがしたら食べごろです。暮らしの一分メモでした。
なんだってこんな月に限って読みたいなあという本がばかすか出てるんでしょう…実はまだゆうぎおうとルーキーズと恋するイスミさん(そんな本トーハンの予定表に載ってねえ)を買っていませんよ…「一応雑誌で読んだじゃん!ガマンだよ!」と自分にナックルパンチあびせながらガマンを強要。それなのにボンヤリしてるスキに文庫部門が一斉蜂起してました。久世光彦の『逃げ水半次御用帳』は出てるわ、ハルキさんは文庫落ちしてるわ、小酒井不木集は出てるわ…!まだマイロンの6巻も買えてないのに! アタイの涙で殉苦堂のリノリューム床を濡らして歩きながら棚から棚へあてもなく歩きまわる。北村薫ってどうですか面白いですか?(いや面白いんだろうけど)イラストが高野文子さんのステキな絵なので気になるんですが絵の為に本買うなんてそんな亡伊豆ラブ小説みたいな真似は…ねえ…(頬に手をあてながらカゴからネギ出しながら同意を求めるも視線を合わせてくれる人はなく)。橋本治『三島由起夫とはなにものだったのか』はもし文庫になったらどういう装丁になるんだろう…あのまま小さくなるのかなあ。好きな人には一発で分かる素敵な表紙です。字だけのカバーなのにインパクトがあるのは好きですね。レディ・ジョーカーもそうでしたけど。そういや大学にあったミシマ全集は茶色の表紙で本文頁の上部分が金色に塗ってあってイ〜カ〜ニ〜モォ〜って感じのゴージャスさでした。本の装丁にその人っぽさが出てるのはとても好き。好みは昔のやつ。破れやすーい油紙だとか布張りに箔押しで題名の表紙だとか深緑かエンジの紐しおりだとか。ちっちゃい頃から母親の持ってた旧かな使いの古臭い本が好きではあったけど意識し始めたのは高校んとき塩野七生の『チェーザレ・ボルジア〜あるいは優雅なる冷酷』のカバーを取った時にやっぱりシオノはかっこいいなあ!と感動したあたりからか…?『幻想文学』とか『夜想』とかいう雑誌が並んでるだけでうっとりする耽美系文学かぶれらしい分かりやすい好みだな…こんな事書いてると古本屋に行きたくなるよー!大学4年くらいにちまちまと買ったりしましたがあれは貧乏人が決して足を踏み入れてはいけないアンタッチャブルな趣味ですよ…ぶるぶるぶる。 まあ、ああだこうだと脳内の36人の俺とボヤきながらヤジりながら本屋を冷やかすのは楽しいですね。とりとめなさすぎなんで無理矢理しめた。
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