2001年12月12日(水) |
「プレイグ」そしてTVドラマ |
なんで、こんな映画を観たんだろう、と自分でも思う。 楽しいのも好きだし、きれいなのも好きだけど、こういうヨーロッパのカラーの暗めの作品にも惹かれるわたしです。
カミュの「ペスト」が原作です。1992年、フランス。 ウィリアム・ハート、ロバート・デュバル、ラウル・ジュリア出演。 原作を読んでませんが、これ、未来の話だったのね。 時は199x年。南米のオランと言う町で、ペストが流行する。 医師リウ(W.ハート)は、病気の妻を首都に送り、自分は、ペストの蔓延する街に残り、病原菌と戦う。政治家と神父そして記者、町の人々、病に侵された人、その家族、病に怯える人、様々な人たちの様子が、じわーっと沁みてきます。 W.ハートは、この間「蜘蛛女のキス」で女装がすごくすてきだった。でも、こういう真面目な医者の役とかのほうが、きっと多いんだよね。
ところで日記付け足し。 昼間は、連ドラ4話分を一気に観ました。NHKドラマ「悪意」。 東野圭吾原作。主役の刑事「浪花のコロンボ」を間寛平がやってて、なかなかおもしろい。いいですねー。わたしのおめあては佐々木蔵之介ですが、ドラマいいです。来週2話放送で最終回です。東野圭吾の小説は、まだ1冊しか読んでないけど、これから注目のひとりです。
|