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- 2002年03月09日(土) 空気
人は堅苦しくて深い話より
楽しくて軽い話の方が好きなんじゃないかなって、よく思う。
ただ、深い難しい話をすると相手が離れていくから
私は自分を隠して育って来たところがあると思う。
保育園の頃から私はちょっと変だった。
なんか普通じゃなかった。
だいたい子供って馬鹿だよなーってクラスで一人、考えていた。
「何でみんなはしゃぐんだ?黙って先生の話きけよ!!」
と、怒りさえ覚えていた。
みんなと遊ぶより結構一人のほうが好きだった気がする。
一人なら誰にも邪魔されずに好きなことができる。
一人で本を読んで、一人でおかしを食べて、一人でぬいぐるみと遊んで・・・
それなりに友達とも遊んだ気がするけど
なんというか浮いてた気がする。
流行にうとかったせいかちょっとのけものにされてたって空気は感じてた。
だからみんなと一緒にいるより一人が気楽
友達と遊ぶより家族といる方が楽しい。
一人でも孤独って言う感じはさらさらなかった。
まあ、子供だしね。
そんな風にして育ってきたもんだから、
「子供の空気」
に上手くなじめなかった。
私が小学校3年の頃、祖母の親戚の6回忌だかなんだか
そんな集りがあって、それが結構豪勢なものだったので
親戚中の人々が集った。
子供も当然いっぱいいた。
ざっと15人くらい。
4歳から高校3年くらいまでかな。
私は初対面って言うのが本当に苦手だった。
必ず石化する。無言になる。赤面する。
それで、その子供達だけでゲームをする事になった。
七並べの改造バンみたいな感じのもので結構みんなは盛りあがっていたけど
私はいつになったら子の拷問から抜け出せるのか。。。
手に汗をかきながらそんな事ばかり考えていた。
「髪、長いね?」
高校生って感じのお姉さんがふと声をかけてくれた。
黙りこくてっる私を見兼ねての事だろう。
あの時の髪が私の生きてる中での一番のある意味自慢だったのかもしれない。
腰まであるたっぷりとした黒髪。
なんかティーンズっていうのは自分の心を見透かされそうで
恐かった。
見透かされたのにきずくと心が傷つくからね。
変に気使われたりするのが一番苦手だった。
優しくされたりだとか。
「うん・・・・・・。」
その後にも先にも私が彼らと言葉を交わす事は無かった。
そのゲームが終了した途端、私はその場から逃げる様に大人たちの部屋へ
移動した。
大人達の空気っていうのはなんだか楽でいい。
縛られないって言うか、うーんとにかく自由な感じがする。
変な差別とかグループ分けがないから。
後は適当ににこにこしてればいい。
「しずくちゃんは大人っぽいね。」
とか
「しずくちゃんは大人しくていい子だね。」
って誉めてもらえるし。
喋らなくても誰も気にとめないし、誰にもとめて欲しくなかったし
この頃、この時代は凄く生き易かったな・・・。
あの日の午後、雨がしとしと降ってたっけ。
途絶えることなく単調に。
雨が嫌いだって人が多いけど
私は雨が大好きだった。
雨音に耳をすますと、気分が落ち着くし
なんとも言えない湿気が心をくすぐるような
もちろん匂いも忘れちゃ行けない要素
6月に生まれたせいかな
私は本当は大人しいんだけどな
誰かの3歩後ろを歩くような子だよ?
これが本当の私なんだけど・・・
なんだか最近余計な性格が
私の心を行き来するんだよね。
見透かされるのが恐くて背伸びするから疲れちゃうのかもな
っと・・・