コンティニューもう一回?
もくじ|回顧|未来派
2002年02月07日(木) |
二度あることはサンダンス |
サイバーギャグです(まだいうか)
さて今日は音楽業界の話。特にメジャーの話です。
解散したバンドのメンバーがソロで活動をしだして、 今までの路線とまったくちがうことをやりだすと 前のバンド時代の路線は嫌だったのかなあと思って勝手に切なくなってみます。
例えば元ビジュアル系の人が普通の格好をして普通のロックをやる。 元打ち込み系の人が一転してボサノバとかやったり。
やることを変えても聞いてくれるファン達は変わらないので 今までのファンがついてきてくれるか否かというのは非常に微妙なとこです。 今まで音楽が純粋に好き、というなら離れて行くかもしれない。 あの人のやることなら何でも好き!という盲目的なファンならそのまま着いてきてくれるでしょう。この場合はよほどカリスマ的でないとだめですね。
たとえ自分がやりたい音楽があったとしても、それがマーケットに結びつかなければ お金を出してくれる人はいません。たとえそれが最高のものであったとしても。 売上げを出すためにはプロモーション(宣伝)しなければならないし、 そのプロモーションには莫大な費用がかかります。 たとえスンゴイ音を作り出していようがそれを伝えるにはお金がなければ話にならないので、現在はいわゆる「金持ち勝つ」状態ですね。 メジャーで自分たちのやりたいことをやる(伝える)ためには金が必要。 金のためにはヒット曲を出さねばならない。 ヒット曲はある程度フォーマットが決まっている。 ということでメジャーでは自分の音楽的欲求と作品(特にシングル)が一致している人はごくごくわずかだと思います。 要するにオナニーとセックスは永遠に交わらない、ということでしょうか。
基本的に現在シングルやマキシシングルといわれるものは完全にアルバムのためのプロモーション(奉仕型のセックス)なんですが、 アルバムの中にはそんな曲にまぎれて完全密室オナニーな曲も入っていて結構興味深いです。
「ビジュアル系なんて男のくせに化粧しやがって、曲もみんなおんなじに聞こえるし全部クソ!」 なんて思ってる方もいるかもしれませんがアルバム曲は意外とマニアックな曲もあったりして熱かったりします。 好きでもないグループの特にアルバム曲なんて聴く機会があんまりないと思いますがチャンスがあれば是非とも。
金とかプロモーションとか言ってかんじ悪いですが、エセ音楽業界人として 昨日そんなことを考えていました。
ただ今はインターネットが普及しているので個人で発信することが容易になり 誰でも曲を発表できるようになり昔とは状況が変わりましたね。 つまりインターネットはミュージシャンにとって現代のホコ天なわけです。 あ、俺今いいこと言った。インターネットは現代のホコ天。ガイシュツ?ガイシュツ?(ドキドキ
ホコ天やストリートライブにスカウトに行っていたスカウトメン達は今musieで全曲聞いていたりするのでしょうか。 インターネッツだとホコ天のように場所とりとかないし目の前にお客さんがいないので多少緊張感には欠けますが、その分も制限がないのでやり放題ですね。
って最近この日記説教くさいですね。どうなんでしょうか。 うんこうんこ!(むりやりライト感覚)
|