実は大きな声では言えないが、少しだけダイエーを応援していた。 優勝おめでとう。
ご贔屓仙ちゃんの阪神ではなく、何故ダイエーだったかというと。
まず第一に、某テレビ局の便器騒ぎ。 今季は選手の出演も見合わせる事になった某テレビ局は、自業自得で日本一の取材が出来ない。 悪ふざけにも程があるだろう。いい大人が、人間に対してしていいおふざけと悪辣に過ぎる悪ふざけの区別も付かないのかと、例の便器の時には割と腹を立てていたので。少しは反省するがいい。
第二に、一部阪神ファンのせい。 今シーズンは一部阪神ファンにとても嫌な思いをさせられた。 シーズン終盤のヤクルト戦などで、スタジアムの外野1塁側で阪神のユニフォームを着て阪神の優勝のために横浜の応援をして馬鹿騒ぎをする阪神ファンが続出し、外野席のあちこちで横浜ファンと乱闘沙汰になった。 しかもその1塁側馬鹿騒ぎ組は、自分たちのゴミも山ほど散らかし放題、座席周りに捨ててそのまま帰っていく。
応援席での禁煙やゴミ集めなどもみな割ときっちりやるし比較的統制が取れているせいか世間では誤解されているようだが、横浜ファンは気性が荒いのだ。かつて遠洋漁業会社がバックに付いていたのは伊達ではない。町の馬鹿ボンボンが海のもんにそんな不作法に神経を逆撫でするような事をしたら乱闘になるに決まっている。 ダントツビリでも1勝でも余分にと、一生懸命贔屓の球団を応援しているところに乱入して。余所の球団に対してここまで無礼かつ傍若無人にやりたい放題やる無神経さが嫌だ。 しかもたかが18年ぶりだかの優勝で。そんな短期間でまた優勝できたというのに、何が長年だというのだ。当てつけがましい(←ここらへんは僻みである)。
来年は元々激烈なアンチ巨人に加え、アンチ阪神の横浜ファン倍増だろうなあ。
何というか、こういうのは一部のお馬鹿さんだけで、ほとんどの阪神ファンの人は真っ当な、礼儀正しい人達なのだとは思うけれど。こういう少数の人がいるだけで格段にイメージを落とすものなのだよなあ。 シーズン最初にいきなり横浜がビリ独走し始めた頃は、じゃあまあ横浜以外に仙ちゃん阪神も応援しようか、とかなり好意的に思っていたのだけれど。なんかがっかり。
そんな訳で、他のきちんとしたファンはともかく、あの一部の嫌な人達が喜ぶ姿だけは想像したくないなあ、と思ったので。 「どちらが優勝してもいいけど、どちらかといえばダイエー頑張れ」という気分で日本シリーズの推移を見守ったのだった。
今年のシーズンの横浜は、私には本当に面白くない試合ばかりだった。負けても、「でも頑張ったね」と思える試合がほとんど無かった。 監督が替わらないから来年も辛いシーズンだろう。 再来年に期待しよう。
一横浜ファンの呟き。 ・・・新庄は要らない。
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