水もしたたるイイオトコは、胸にピアスを煌めかせ 首筋にキスマークを転々とつけ誘うようなムードで、薄く開いた唇からあがる吐息を漏らせ 下から軽く睨み上げるような双眸で気怠げに見返し、プールサイドへと水面から勢いよく上半身を晒すと 引き締まった無駄のない馨る四肢を月光に顕わにする
なんて健康な男子高校生相手に見られた日には、襲ってくれっていってるようなもんで 当分水泳もできず暑苦しいのに、シャツにネクタイきっちり締めるか、 ハイネックノースリーブに白衣着流しで授業やるしかない。
今夜は帰れると事前に嵐に云ってあった気がしたのだが。 暗い部屋に帰るのが苦手なんだ・・・と明るい彼が昔云ったのが 少し分かる気もした。でもまぁ俺はそんなにナイーブじゃないので。 愛されててはっぴーみたいな手紙を猫に返事しつつ 濡れ髪にバスローブ適当に羽織った格好で馬術競技見ながら眠る。 襲いにこいよ馬鹿。笑
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