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RIKA★MOTONI


モトニリカ
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2004年04月03日(土)
花見に行きたかった

帰社途中、闇夜に浮かぶ桜の美しさに惑わされかけ
無性に花見と夜酒をしたくなり急遽千尋を誘う。
オトナにしっくり呑んで淡い薄色の花弁を仰ぎたかった。
梶井基次郎ではないが、華やかだが暗い影のある桜を堪能したかった。
だから、嗚呼千尋がいいな。
千尋の肩かりてビールのんで、舞う桜のなか、ふわっと触れるだけの
ような甘く香るキスしたいな。と想った。
が、急すぎてやはり折り合いあわず。
また、誘うよ。と申し訳なさそうに云われたが、
千尋の約束はまったくもって信憑性が俺にはナイので。
今年の感傷的桜は諦めるとしよう。千尋とみたい桜だったから。
他の人とみても意味がない。