陳腐な言葉を並べても

2005年11月03日(木)

こんなに気分が沈んでいるのは、

親友2人の影響が大きいのだと思う。

1人は前置きもせずに私から離れていき、

1人は前触れもなく私を騙そうとした。

何処にでも転がっている話なのかもしれない。もしかしたら。

彼女らには何の罪悪感もなくて、

私1人が自意識過剰なだけだったりするのかな。

だけどやっぱり笑い話には出来ない自分が居て。

誰かに話せば少しはラクになるかも、と思い、

頭の中で何度もシュミレーションしてみるのに、

上手くいかないのは何故だろう。

きっと、まだ、現状を受け止めきれていないからだと思う。



子供のころから女の子同士のアレコレが苦手なんだ。

親密になるのは、ほんの少しの女友達だけ。

だからその分、大切にしてきたつもりだった、その関係を。




……本当に?




分からない。今となっては、もう。

知る由も無い。

笑おうと思えば、笑えるよ。笑える。

なのに笑顔を消した瞬間、考えるのは彼女たちのこと。

一番辛いのは、雑踏の中を歩いている時。

孤独、なんて陳腐な言葉なんだろう。



私は、どうすれば、良かったのかな。



大人になれば、少しは上手くやれると思ってた。

それなのに、変わらない。何も、変わらない。

不器用さも。辛さも。やり切れなさも。切なさも。

どんどん増すばかり。



いつか、この胸の痛みは、消えるのかな。




自分は愛されない人間なんじゃないか、

そんな馬鹿なことを考えてみたりもする。

どこが欠けてる?

どこがおかしい?

どこがズレてる?

どこが足りない?

何故、あの人は愛してくれるのだろう。

こんな私を。

でも、あの人でさえ、いつかは

私を愛さなくなるのかもしれない。

いつか訪れる日に、怯える日々。



私らしい。何処までも私らしい。


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