嵐が来る

2005年07月28日(木)

今週になってから、ダーリンの機嫌は最悪だった。
もちろん理由なんて、私には分からない。
出会った時から、そう。
すごーく2人の関係が順調な時でも、
手のひらを返すように、ダーリンの心は固くなる。
それはいつだって、突然にやって来るのだ。
「1人になりたい」「放って置いてくれ」
そんな言葉で私を拒絶する。
こうなったら、もうどうしようもない。

身を潜めて、ひっそりと。
数日間で嵐は去る。
まるで何事もなかったかのように。

今日がまさにその日だった。
昼間に入ってきた彼なりの謝罪メール。
夜になれば、すっかり機嫌は直っている。
慌てず、騒がず、傍観していれば、
時間とともに私の大好きな彼が帰ってくるのだ。

ダーリンのこの特性を、
最初の頃は理解できなかった。
正直言って、今だって。
これを繰り返されると思うと、
確かにウンザリするのだけど、
スパンも短くなっているようだし、
自分の身の置き所も知っているから
仕方がない、と考えられるようになった。

だけど、やっぱり傷つくもんは傷つく。

冷たくされたら、誰だって傷つく。
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