嫉妬だか不安だか分からないモヤモヤした気持ち。
今夜は帰ってこないだろう、と諦めてお風呂へ入っていたら、
ダーリン専用の着信音がドア越しに鳴り響いた。
慌てて湯船から飛び出してリダイヤル。
ダーリンはほろ酔いで色んな話をしてくれるけど、
私は固い声でしか相槌をうてなくて。
ダーリンも「あんまり嬉しそうじゃないね?」って残念そう。
「そんなことないよー」って平気な振りを装ったら、
ダーリンが「蝶ちゃんのおかげだよ」って一言。
「そんなことないよー」って繰り返したけど、
その言葉だけで十分救われた気がしたんだ。
ありがとう。ダーリンはちゃんと分かっていてくれたんだね。
ごめんね。勝手な妄想で機嫌悪くなったりして(笑)
私なんかもう必要ないんじゃないかって勝手に思いこんじゃったけど、
少しはダーリンの役に立ててるのかな?
ダーリンと電話を切った後、少しだけ泣けた。
なんの涙なのか、自分でもよく分からない。
内緒にしておくから、きっと驚くだろうなー。
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