昔のはなし

2005年04月16日(土)

現在はダーリン一筋の私だけど、もっと若い時(この言い方嫌だー)は

今よりずっと殺伐とした日々を過ごしていたと思う。

二十歳の時に付き合っていた彼氏は、

そりゃもう女の子によくモテる人で、

彼自身も浮気をすることに何の抵抗も感じていなかったはず。

恐らく私の他に4人の女性と関係を持っていたんじゃないかと(推定)。

その中には私の後輩も居て、目の前でイチャイチャされたりして。

そこまでいっちゃうと彼の中で

私が「彼女」だったのかどうかも怪しいところだ。




嫉妬とか疑惑とか、そんなのにずうっと苦しめられて、

それでも好きで離れられなくて、彼氏を責めて、色々調べたりして。

頑張って別れてみたものの、最後まで断ち切れない状態が

ずるずると3年は続いたんじゃないかな。






最後に逢ったときは、私も彼も社会人1年目。

何故か彼と夜中に逢う事になって、

私の家で二人でベロベロになるまで飲んだ。

そして朝。

帰る間際、私はキスをせがみ、彼がそれに応えてくれた。

もちろんそれ以上のことは、今までに散々してきたんだけど。

不思議でしょー??

なんだかそれで気が済んだ私は、

それ以上彼と連絡を取り合おうとはしなかった。





こうやって書いてしまうと、あっさりした印象だけど、

彼と関わっていたピークには、私の生活はボロボロだった。

彼との不安を打ち消す為に、

お酒も沢山飲んだし、色んな人と遊んだりもした。

心配した友達からは泣きながら説得され、

遠く離れた親でさえ、私の身を案じて、何度も手紙を書いて寄越すほど。

私が彼と離れられなかったのは、

彼が誰にも理解されない人だと知っていたから。

そして私も、その1人。






此処の日記では、基本的にダーリンとの楽しい思い出が中心です。

もちろんタマには愚痴をこぼしちゃうけど…えへへ。

だってマイナス思考なんだもーん!

不安や不満なんて、数え上げればキリがないから、

どうせなら自分自身が「嬉しい」「幸せ」

と感じる部分を抽出して記すように心がけているのです。

嫌だった事を書いてると、もっともっと不安は募るばかりじゃない?

だったらー、相手に“優しくしてくれて、ありがとう”

と思えるようなアレコレを記録しておきたいのです。

綺麗なことばかりを取り上げようとするのは、

綺麗なことしか知らないワケじゃないの。

現実の私たちは、もっとドロドロで、生臭くて。

だからこそ、此処では楽しい思い出を綴っていきたい。

彼がくれる、キラキラとした愛の破片を

いつまでもいつまでも覚えて居られるように。
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