ダーリンとは朝に一度メールしたきり。
今日も何もかもがぶっ飛んでしまうほど忙しかった。
仕事が佳境に入ると、いつもこうだ。
まあ。普段が愛情過多だから、こんな時があってもいいのかも。
それに。
神経過敏になっているのが自分でも分かるから、
必要以上に言葉の意味を重く捉えてしまったり、
ロクなことが起きない事も十分承知している。
まるで細い綱を渡っているかのような、
薄い氷の上を歩いているかのような、不安定な足元。
あなたの優しさにさえ、噛みついてしまいそうよ。
いとも簡単に「作ればいい」「考えればいい」なんて言わないで。
それが出来るなら、とっくの昔に笑えているのよ。
どこまでも、どこまでも、追い続ける黒い影。
安堵した瞬間に、もう次の闇が待ち構えている。
はじめから、そんなの分かってたはずなのに。
永遠に逃げ続けるか、永遠に戦い続けるか。
行く道は、1つ。
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