ダーリンに恋した当初は、ブレーキ知らず。
というかブレーキ壊れちゃった!?みたいな。
あんな経験は初めてだったなー、と心底思う。
どちらかといえば怖がりなんだもの。
ダーリンとは付き合う前から体の関係があったし、
駄目だってー!今なら戻れるぞー!帰ってこーい!
と何度も何度も心の中で叫びつつも、
身体は裏腹にダーリンのもとへ一直線。
なんであんなにパワーがあったのか、摩訶不思議。
浮気とか二股とかで、痛い思いもいっぱいさせられてきたから、
「加害者」および「関係者」にはなるまい!
と固く誓ったはずなのに。
良いとか悪いとか正しいとか間違ってるとか、
一言では表せないけれど。
“絶対”なんて、何処にもなかった。
そして。
恋のセオリーはいろんなところに転がっているけど、
そんなの全然役に立たないってことも知った。
ダーリンに好きになってもらいたかった。
そして、それ以上に、ダーリンを好きでいたかった。
だから、何度も、「好きだよ」って伝えて。
その想いを伝える為に、精一杯優しくしようって誓ったんだ。
あの時、諦めなくて、本当に良かった。
本当に、良かった。
私を受け入れてくれて、ありがとう。
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