ただいまー。おかえりー。

2005年03月05日(土)

これから起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。

そんな曖昧で不確定な出来事に心を乱される私。

「大丈夫だよ。俺がフォローするから」

いとも簡単に不安を一掃してくれるダーリン。

ありがとう。その言葉が聞きたかったんだ。ありがとう。



部屋に入って、ダーリンが一番最初にするのは、

手のひらを広げて、私をギュッと抱きしめること。

まるで儀式みたいに。

逢いたかった。寂しかった。大好きだよ。

言葉にならない感情が、お互いの体温から伝染してくる。



友達と遊びに行ったダーリンを1人ぼっちで待つ時間。

寂しいけれど寂しくなくて、孤独だけど孤独じゃなくて。

だって、ほら。

すぐ傍に、あなたのシャツが置かれているもの。

あと3時間もすれば、「寒いよー。疲れたよー」なんて言いながら、

冷たい風を身に纏ったあなたが帰ってくる。

少しのおしゃべりを楽しんだ後、

私の膝に頭を乗せて、寝息をたててスヤスヤと眠ってしまうに違いない。





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