もっと近くに居られたら、あなたを抱きしめてあげられるのに

2004年05月28日(金)

わお。明日も仕事なんだね?

ひさびさに2連休かと思ったのにー。ガッカリ。

こんな風に忙しくて余裕がないと、

顔も身なりもどんどん汚くなっていく気がするよ。

心の澱みたいなものが蓄積されて、

内面から滲み出てる感じ。

ストレス、とか、疲労、とか。





昨日ダーから電話がかかってきたのは深夜2時を回ってた。

半分寝ぼけながら電話に出たら、

すごく疲れたダーの声が聴こえてきた。

今日のダーもすごく疲れてるみたい。

こちらの話に乗ってこない。

ため息ばかりついている。

そして最終的には仕事の話へ。

愚痴だか、悩みだか、不満だか、よく分かんない話。

私なりのコメントをしてみても、


「蝶ちゃんは偉いよね」

なんて一見嫌味とも取れる返答しか返って来ない。

八つ当たり、っていうほど酷い態度じゃないものの、

どんな言葉を投げかけても受け取ってはもらえない。

高い、高い、壁。






こんな時は、すぐに電話を切って、

1人の時間を持たせてあげるのが得策なんだろう。

彼自身の為にも、私自身の為にも。

でもお節介な私は、

彼の気持ちを上向きにしようと躍起になる。

私には“放っておく優しさがない”。

付き合い始めのころ、ダーに言われた言葉だ。

分かっているのに止められない。

パンドラの箱。






私の親友がよく言うこと。


「誰かにとっての優しさは、別の誰かにとっての優しさじゃない」

私がどんなに優しさを集めてみてもね、

最大限の優しさを振舞ったとしてもね、

伝わらない時は伝わらないし、

伝わらない人には伝わらない。

でもだからと言って、

その優しさは決して一人よがりなんかじゃなくて、

別の誰かにとっては、確かな救いになったりもする。

人の心が読めれば、こんな苦労は無いのかも知れない。

でも、私は人の心が読める能力なんて、これっぽっちもない。

だから、私は、私なりの方法で、

愛情を示すしかない。

嫌がられても、突き放されても。





こんな夜は、ダーの心の底にある黒くて重い塊が、

私の中にまで染み込んできて、

身動きが取れなくなりそう。

でも、ため息はつかない。

幸せが、逃げちゃうから。

代わりに、大きく息を吸い込む。

幸せを、取り込むように。




←なーんてな。




色んなコトを許せる、

深くて大きい人間になりたい。
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