本当に大好きなんだよ

2004年05月22日(土)

昨夜はバタバタと仕事を片付けて、そのまま空港へと直行。

なのになんと飛行機が40分遅れ…。

そんなわけで到着したのは深夜12時ぐらい。

迎えに来ていたダーの車に乗り込み、手をぎゅっと握る。

あったかい。

ダーの匂いがする。

そのまま車を飛ばす。

今は見慣れたこの景色も、

ダーと出会わなければ見ることのなかった風景。

そう考えると不思議。






きっと私は、ダーを知らなければ、

今暮らす小さな都会で、

親や何年来の友達に囲まれて、

当たり前のように暮らしていたんだろう。

こんな風に違う街の景色を眺めることなど無かったに違いない。

ほんのちょっとだけど、私の世界が広がった瞬間。

そして不可能だと思っていたことが、

簡単にクリア出来ることを知った。

何も変わってないようだけど、

実は目まぐるしく変化を遂げている。

きっとそういう風に、

神様が働きかけてくれたんだろう。

すごく、すごく、

不思議なことだ。







土曜日の朝(昼)はずうっと2人でくっつきながら、

部屋でゴロゴロとしていた。

夕方になってやっと活動を開始。

パスタ屋さんで軽くお腹満たして、少し遊んで、

再び焼き肉屋さんへ(←食ってばっかり)。

そんな何事もない1日。

話をして、笑って、真面目に語り合って。

トイレに行くとき以外は、

ずっと相手の体の一部に触れている。

そんな穏やかな1日。







夜中になってから、ダーの仕事を手伝ってみる。

私がPCの前に座り、ダーの言葉を拾っていく作業。

朝の8時を越えるころには、

2人ともクタクタで、ちょっとした諍いが起こったりもした。

私の言葉に、ダーが反応して、

私は手にしていた紙の束を、

酷い暴言と一緒にダーへ投げつけた。

謝るダーの言葉を無視して、

場所を移動して煙草に火をつける。

散乱した紙の隅っこに、ダーが何かを書き記して、

私の見える位置に置く。



←こっちこそ、怒ってごめん。






私は自分自身が、すごく最低な人間に思えてきた。

そして再び、元の位置に戻り、

ダーにギュッと抱きつく。

「ごめんね」とダーが呟いたけれど、

素直じゃない私は、

“私も、ごめんね”という一言が口に出せない。

その代わりに、ダーをもっと強く抱きしめた。

ダーは、よしよし、というように、

私の背中をゆっくり撫でる。

きっとダーにも伝わったはず。

私の“ごめんね”が。

安心して、また2人で元の作業に戻る。

そして1時間後、ようやく眠りに付いた。






仲良しなのに、なんで喧嘩しちゃうんだろうね?

大好きなのに、なんで傷つけちゃうんだろうね?

ダーと一緒に居ると、

まるで子供に戻ったみたい。




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