あなたの居場所

2004年04月17日(土)

ダーとの待ち合わせ時間に30分も遅れた私。

約束のカフェの中を見渡すと、

すぐにダーの後姿が目に留まった。

煙草を吸うダーの見慣れた後姿。

あれ?でもなんか…煙草の吸い方が怒ってるっぽい!?

やっぱり30分も待たせたのはまずかったなぁと思いながら、

笑顔でダーの元に駆け寄った。




←ちょっと可笑しい。



久々の再会だけに、怒るに怒れなかったんだろう。

後でその辺を追求してみたら、


「文句の1つも言ってやろうかと思った」らしい。

「最近は空港にも迎えに来てくれないよね」

なーんてちょっと不満気。

ごめんね、ごめん。

今度来てくれる時には、必ず迎えに行くからさ。

ダーの寛大さにちょっと甘えすぎだったかも。

やっぱ愛情は態度で示さなきゃ駄目よねー。

ちょっと大げさ過ぎる位にねー。



それから少しカフェでひと休みして、電気屋さんへ。

GWに向けて購入予定のゲームとホットプレートをチェック。

ハンバーガーを買って、急いで映画館に向かう。

映画を見ながら2人で号泣して、再びカフェで休憩。

この休憩のタイミングが、

ダーと私は最初からピッタリだった。

お次はゲームセンター。

2人で散財して、最後にプリクラを撮る。

晩御飯はラーメンで簡単に済ませてしまおう。



家に着いて、電気を点けたら、


「わーい蝶のお家だー!!」と歓声をあげるダー。

ダーが自分の家のように寛いでくれると、

私は思わず嬉しくなってしまう。

いつでも帰ってきていいんだからね。

いつでも大歓迎しちゃうんだからね。

あなたの居場所は、ここにあるよ。

いつでも忘れないでいてね。


くっつきながら惰眠を貪って、

お話して、

夜食を食べて、

お話して、

お風呂に入って、

お話して。

時間は穏やかに、でも瞬時に過ぎ去ってしまう。

明日にはもうこの温もりが無くなってしまうなんて、

私には信じられない。

信じたくない。

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