迷える子羊
2004年04月06日(火)
せっかく仲直りできたと思ったら、
昨日の電話でまた不穏な空気を漂わせてしまった…とほほ。
原因は…うーん、よく分かんない(笑)
←早すぎですかねー?
でも多分、私がダーに対して
優しくなくなっているのが原因の1つ。
今まではダーの仕事の愚痴に何時間も付き合ったり、
反論もせずに励ましの言葉をかけてあげていた。
だけど、何でか最近は上手くそれが出来ない。
ついつい冷たい言葉で突き放したり、
嫌味っぽい言い方で返してしまう。
私も今は余裕が無い時期なのかもしれないな。
話を聞くのって、簡単なようでとても難しい。
特に相談なんかじゃなくて、答えの出ない悩みを語られる時。
返事の返し方に気を使うのはもちろん、
出口の無い話なだけに、こちらもかなり体力(気力?)を使う。
話を聞いた後、相手の悩みまで背負った気になって、
胸が苦しくなっちゃうことだってある。
真剣に聞こうとすればするほど、その傾向は強くなっていく。
でも本人に悪気が無い以上、改善策はないような気がするなぁ。
悩み多きその時期を、時間とともに抜け切らない限りは。
それに今のダーはね、仕事にも会社にも絶望してる。
「たかが仕事」と割り切れるほど、不真面目でもないんだよね。
自分のことだけに必死で、話す内容もどこか刹那的。
自信もないし、明るい将来も描けない(らしい)。
このぐらいの年齢の男子って、みんなそんな感じなのかなー?
そういうのを聞いてると、
なんだか私たち2人の未来もあやふやな気がして、
とっても不安になってしまう。
男とか女とかそんなことじゃなくて、
自立した人間同士で付き合ってるはずなのに、
私自身の心のどこかで、男の人に対して
“責任感”や“安定”を求めてしまっているんだろう。
ダーが不安でグラグラ揺れている時、
それを支えてあげるぐらいの力と余裕が、私にあればいいのに。
さっき珍しくダーの携帯に電話をかけてみた。
でも、やっぱり、案の定出ない。
早く、帰ってきて。
そう願いながら、念のため、自宅にも連絡を入れてみる。
3回目のコールで…ダーが出た。
眠そうな、声。
後ろからはニュースを流すテレビの音がおぼろげに聞こえてくる。
「寝てたの? ごめんね」と私が言うと、
「昨日も、蝶との電話で遅かったから。寝不足みたい」
ちょっとだけ不機嫌な、声。
なんだか自分が責められてるような気がして、
居た堪れない気持ちになった。
ごめんね、もう一度小さな声で呟いて、
私は慌てて受話器を置いた。
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