昨日ダーが帰ってきたのは、深夜1時過ぎ。 相当お疲れの様子で、呂律が回っていないぞ。 そしてなんだか態度も変。 「疲れた」しか言わないし、テンションがめちゃ低い。 だからといって、 「疲れてるんだから、早く寝なよ」 って勧めてみても、 「いや、まだ蝶と話す」 と粘ってみたりする。 一体どうしちゃったんだろう?
最初は無言で、私の話に相槌を打つだけだったけど、 次第にポツリポツリと今日の出来事を呟いているうちに、 ダーの話は止まらなくなった。 それは主に人間関係の複雑さについて。 色んな人の妬みや嫉みが蔓延している環境で、 どうやったら上手くやっていけるのか。 そんな事を話したりした。 もともとダーという人は、 あまり他者を意識する人じゃないから、 悪意ある他人の噂話に興味を持ったり、 他人を悪意ある噂話の対象にすることが、 理解不可能なのかもしれないな。 それは多分、常識的な人ならば、 誰でも不快に思うことなのだろうけど。 ダーは特にそういう事柄に対して、 抗体を持ち合わせていないような気がする。
まぁ一般的に言っても、女子のほうが、 子供の頃から悪口や噂話には慣れてると思うんだよね(笑) そりゃいつだって他人にとやかく言われるのは苦痛だけど、 「女はそういう生き物だ」 ってもう既にインプットされてるからなぁ。 学生時代はグループ活動が必須条件で、 グループ間の抗争や、グループ内の内輪揉めを経て、 社会に出る頃にはすっかり鍛えられてたりする。 もちろん輪から飛び出さないことが良いなんて思わないけれど、 その小さな諍いを経験することで、 少しずつ生きる術を身に付けたり、 嫉妬から逃れる方法を覚えたりして、 逞しくなっていったのかなぁ、と。 逆に男子のほうは、 社会に出てから出世競争などが絡んで、 人間関係のドロドロが本格化するんじゃないだろうか。
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