私はどうしようもないくらい
奴の事が好きだから
奴が他の女とセックスするのは許せないし
例えば奴の子供を身籠ったとしても
私はきっと嬉しいし
それで結婚なんて出来たら
もっと幸せなんだろうなぁ。
って思っただけ。
奴は別に。
そんな風には思って無いのだろうけど。
寧ろ困るのだろうけど。

「結婚しよう。いや、やっぱ辞めよう。」
冗談なのか真剣なのか
奴の真意が読めずに戸惑う。
何がしたいのだろう。
何を考えているのだろう。
只はっきりと解ったのは
奴には私の存在以上に好きな女が居る。
って事。

やっぱし好きなひとに好きになってもらえないのは
寂しい。
「もっと好きになって。」
って喘ぎながら奴にしがみ付いたら
首筋に噛みつかれた。
未だ其処は赤く腫れている。
ずっと残ればいいのに。
私と奴がセックスした証拠。

どうすれば好きになって貰えるのだろう。
どうすれば此の気持ちが伝わるのだろう。
セックスする以外に。
ペニスを咥える以外に。
2005年10月02日(日)

かつて・・。 / 桃色少女

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