夜の京浜急行。
行き交う人混みの端っこにしゃがみこんで
携帯に向かって
子猫の様な声をあげた。

「だって不安なんだもん。
 つんちゃん、格好良いし
 優しいし面白いし
 それに救助隊員やってるなんて知ったら
 絶対女の子つんちゃんの事放っておかないもん。
 だから厭なの。心配なの。」

どうやって
私の中に存在する醜い『嫉妬』という感情を
奴に伝えようかと
一晩中寝ないで考えた台詞だった。
いい加減
奴にも私の寂しさを少しでも知って貰わないと
私自身に限界が来てしまいそうだったから。
私の台詞を聞いた奴は
「阿呆。心配すんな。」
と笑った。
予想通りの応え。
誰にでもそう言うのだろう。
そうして女の子達を安心させて。
何もかも奪っていくのだろう。
心とか掛け替えの無いキラキラした大切なものとか。

ひとを信用出来なくなったのは
私のせいじゃない。
全ては私を泣かせたあの男達のせいだ。

また新しいファンデーションを買った。
友人には悪いが
パウダリーはやっぱしカバー力に欠ける。
隠そうとすると厚塗りになるし。
で、ポール&ジョーの新しい下地とクリームファンデを買った。
びっくりするくらい色がぴったし。
でも
余りに自然過ぎてすっぴんみたいだ。
毛穴カバー力はいまいちだけど
ナチュラルさではピカイチかも。
とりあえず秋冬の間はこのファンデに任せようかな。

祝日の都合で明日が給料日になる。
早くブーツ買わなきゃ。
2005年09月21日(水)

かつて・・。 / 桃色少女

My追加