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2004年08月26日(木)  「痛い日記」論

J君の書く日記はわりと痛い日記が多いと自覚しております。痛い

というのは、非モテであったり自虐であったり、言葉は様々ですが、

そのようなカテゴリーに属する日記一般ではないかと思うのですが、

もう長いことこんな事ばっかり書いているので、そろそろ自分なり

に日記がいつの間にか痛くなっているプロセスについて分析をして

みたいと思うのです。


例文1)

「J君は、生まれつきデブでブサイクで女性から相手にされない。」


これではただの事実ですね。別に日記にする必要はなく、人に言わ

ず親を恨めという結論になってしまいます。読んでいる人にとって

もただの気持ち悪い人の愚痴という印象を与えてしまい、おそらく

二度と日記を読んでくれることは無いでしょう。


ではこの痛い事実に、ほんのちょっとのフィクションを追加してみ

るとどうなるか?


例文2)

「J君は、生まれつきデブでブサイクで女性から相手にされないが、

せめてものなぐさめに、自分のパソコンの文字変換でJ君と入力す

ると、”レオナルド・ディカプリオ”と変換されるよう辞書登録

している。」


まあ・・・これはフィクションというより一昔前の事実なんですけ

ど、まさかそこまではしてないだろう?というネタを文章に追加

するだけでなんかこう・・・不思議と痛い日記に存在する薄ら寒

さみたいなのがマイルドになります。


さらにフィクションの度合いを上げてみましょう。


例文3)

「J君は、生まれつきデブでブサイクで女性から相手にされない

ので、休日はといえば、六本木ヒルズの回転ドアをくぐるカッ

プルを、手に持った妖刀ムラマサでバッタバッタとなで斬りにし

ている。」


これなんかは誰が見てもネタだろうと分かりますよね?そもそも

妖刀ムラマサとか持っている時点で銃刀法的になんかやばそう

ので有り得ませんしね。

気持ちの上ではまんざらでもないんですけどね。


そんなわけで、痛い日記とは痛い事実をありのまま晒すのではなく、

ほんの少しのフィクションを加えつつ、読者様に素でひかれること

のない文章に仕上げるのがコツと言えましょう。

皆さん頑張って下さい。



・・・って何で痛い日記の書き方のコツを説いてるんでしょう。

きっと深層心理レベルで世の中からモテ日記が根絶することを

本気で願ってるからなんでしょうね。おしまい。(人として)



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