★衝動2005★
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2003年09月22日(月) |
僕たちの失敗(仙台編) |
前編より続く
牛タン、ずんだもちという仙台の二大名産を制覇したJ君。
次は大人の社交辞令、すなわちおみやげを購入しなければならない。
仙台と言えば・・・牛タン、萩の月、生どら、笹かま、ずんだ餅、仙台
駄菓子、くるみゆべし・・・とまあホントにおっそろしいほどの名産だ
らけである。そんな中いつも貰う方の立場だったJ君のお気に入り
の土産はなんと言っても萩の月と生どらである。
萩の月もしくはチョコバージョンの萩の調べはJ君のまさに大好物。
萩の月がひとつあればご飯三杯はイケると言うぐらいの大好物。
生どらは最近その存在を知ったのですが、初めて食べた時の天ま
で昇るようなその旨さといったら、思わず「主を呼べっ!」と言いたく
なるほど。主いないけど。
そんなわけで、マークしていたのは萩の月と生どらなんですけど
・・・高けえ。何コレ高すぎる!萩の月ってこんなに高かったんだ!
化粧箱とか入ってるよ。いつも貰っていたから分からなかった。
生どらに至っては、高い上に要冷蔵。ううう・・・。J君の部署には
社員以外にアルバイト、派遣社員が多数いるため最低でも15人
にはおみやげを配らなければいけません。コレでは破産だッ・・・!
作戦変更。とにかく数が多いやつ。コストパフォーマンス中心。味
は二の次ってことでチョイスしたのが、「ずんだまんじゅう」と「牛たん
煎餅」。コレはいい。リーズナブルプライスで18個(枚)入り。味見は
してませんが実にイイです。というわけで上記二品を光の速さで購入。
金という現実の前にJ君から一切の迷いは消え失せたッ!
そんなわけでドライブを再開。仙台で美食を満喫したあとはやはり
海だろう。というわけで、海を目指すことにしました。
「松島や、ああ松島や松島や」と松島トモ子が俳句を詠んだように
(違うかも)日本三景のひとつと言われる松島がやはり代表的な
観光地なわけですが、ちょっと待てと。松島なんかは女子供に任
せとけと。J君は思い立ったわけですよ。男だったら「リアス式」だ
ろうと。そんな中学生レベルの地理の知識を根拠に思い立った
J君は進路を気仙沼の漁港へ。三陸海岸沿いのドライブと洒落込
みました。
と思ったんですけど、三陸沖の海岸線はおっそろしいほど人が
いませんでした。もちろん雨で天気が悪かったせいもあるけど
それにしても寂しい・・・何もかもが寂れている・・・
大谷海岸の道の駅に到着。寂しい・・・活気がない。
展望台でいくつか海岸線の景色をデジカメに納めた後、階段を
降りたところで・・・
マンボー現在おりません
いないのかよ、チッ!使えねえ・・・(八つ当たり)
岩井崎に到着。
「歓迎!」とかでっかい看板が掲げてあるのですが、店は全部し
まっていて人っ子一人いない。寂しい・・・こんな寂しい歓迎
は初めてだ。
気を取り直して、潮吹き岩を見る。岩に叩き付けられてブシュー!
とすごい水しぶき。これは結構見物だ。でも周りには誰もいない〜。
はい、今「潮吹き」でエロい妄想した人、人間やめるように。
J君もやめました。
そして気仙沼港に到着。ついたのが遅かったせいでどこもかしこも
閉店状態。何もねー。
思わず一句詠みたくなった。ああ松島や!(中略)
そんな感じで豪雨の中帰宅。途中で何故か岩手の山中に迷い込んで
ホント死ぬ!絶対帰れねえ・・・とか思ったけどなんとか東京に
帰ってこれました。
とにかく牛タンがすごかった。今度は晴れた日に行きたいッス。
おしまい。
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