〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2007年02月02日(金) 緊急事態、さあ、どうする!!? 今日はこんなのを。 スーパーマリオバトル(※別窓) 久々に破壊力のある動画を見た。。。 どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、今日も特に予定は無い日だったのですが、 ・・・ 実は数ヶ月前から時折左上の奥歯に違和感を感じつつ、 たいした痛みでもないので放置してたのですが、 昨日午前5時過ぎ、ようやくベッドに入って寝付いたところ、 ・・・ 痛い。 痛い。 痛いっ!!! 時刻を見てみればまだ午前9時過ぎ、 痛みで目が醒めるなんて尋常じゃありません。 まだ3時間ちょっとしか寝てないし、 とりあえず睡眠時間を確保しなければと目を閉じてみるものの、 左奥歯の痛みはさらに増強するばかり、ぎゃー。 というわけで正午前に思い切ってベッドから起き出し、 こりゃ歯医者に行くしかないなーと思ってネットで近所の歯科を検索。 いろいろと検索してみたわけですが、 某歯科医院のHPに載ってた看護師さんがすごーく美人だったので、 即決してそこへ行くことにしました。 何か問題がありますか? ・・・ で(泣)(←※イター) というわけでシャワー浴びて着替えて、 準備を整えたところで自宅を出発、しばし走れば歯科医院に到着です。 予約無し診療だったためしばし公衆衛生を勉強しながら待ち時間。 30分ほど待ったところで我が順番がやってきました。 医「左上奥歯が痛いとのことですね。」 俺「はい。」 医「ちょっと見せてもらってもいいですか?」 俺「はい。」 医「じゃあ口を開けてください。」 俺「あ〜〜〜〜。」 医「あー、これは・・・」 俺「あー。」 医「親知らずですわ。」 俺「・・・。」 医「親知らずにかなり大きな虫歯があります。」 俺「・・・。」 医「これは、抜いた方がいいと思いますよ。」 ・・・ ・・・ どうする!?(←※by ライフカード) とりあえずX線所見を見てから治療方針を決めることに。 てかいきなりかなり重大な決断を迫られることになりました。。。。 だって、親知らず抜歯って結構いろいろ噂を聞くじゃないですか! 抜いた後も血が止まらないとか、顔が腫れるとか、 怖い噂をいろいろと聞くじゃないですか! 結局モテないままで死ぬのはいやじゃないですか! ・・・ で(泣)(←※イター) いろいろなことを頭に巡らせつつ、再び診察台へ。 医「えーっとですね、こちらが伯耕さんのX線写真です。」 俺「はい。」 医「これが親知らずですなんですけどね。」 俺「はい。」 医「埋まっている部分にまでかなり大きな虫歯ができています。」 俺「はい。」 医「おそらく歯ブラシでは届かないでしょうねー。」 俺「そうだったんですか。。。」 医「ええ。それで、どうされます?」 俺「抜くかどうか、ですよね。」 医「はい。」 俺「抜くのって、大変ですか?」 医「いや、見せてもらった限りではこれはすぐ抜けるはずですよ。」 俺「そうですかー。あと、」 医「ええ。」 俺「術後に出血するとか、麻酔が切れたら痛いとかよく聞きますが。」 医「個人差はあるでしょうね。ただ、」 俺「ええ。」 医「この生え方から見る限り、術後の痛みも軽いと思います。」 俺「そうですかー。実は2週間後に大きな試験がありまして。」 医「そうなんですか。」 俺「勉強に支障が出るのがけっこう怖いんです。」 医「何の試験ですか?」 俺「医師国家試験です。」 医「そうなると今がラストスパートですね(笑)。」 俺「ええ(笑)。」 医「このまま放置したら試験まで痛みがストレスになると思います。」 俺「やっぱり抜いたほうがいいんですかね?」 医「この歯の状態なら今日1日を乗り切れば痛みは収まるでしょうね。」 俺「抜歯したら、ですか?」 医「はい。」 俺「んーーーーーー。。。」 医「・・・。」 俺「じゃあ」 医「はい。」 俺「お、お願いします。」(←※観念) 医「抜きましょうか。」 さあ、医師国家試験2週間前に親知らず抜歯はいいのか悪いのか。 頭の中に「感染性心内膜炎」というフレーズが無限ループする中、 いよいよ器具が用意され、抜歯の準備が始まりました。 局所麻酔の注射でどんどんと痺れてくる我が左上顎に向かって、 あー、いま俺の上歯槽神経のNaチャンネルがブロックされてるんやなー。 頑張れ俺のNaチャンネル、キシロカインなんかに負けるな。 大丈夫、お前はもっと強いはずだよ。 男なら根性見せろ、そんなんじゃ女の子にモテないぞ!!! と唱え続けていたのですが、 力尽きました。(←※麻酔完了) そっから先は先生と我が親知らずとの格闘です。 歯科医の攻撃、親知らずに67のダメージ。 歯科医の攻撃、ミス!親知らずはひらりと身をかわした。 歯科医の攻撃、親知らずに35のダメージ。 歯科医の攻撃、親知らずは分裂した。 口をあっちへこっちへグイグイ引っ張られつつ、 なされるがままの状態でそんなことを考えつつ、 痛みは無いものの口の中からのリアルな破壊音に耳を傾けつつ、 ちょっと引っ張られるような気がしたら、 抜けた。。。(←※所要時間10分) 先生に抜いた歯を見せてもらったところ、 見事に中央に神経を巻き込んだ虫歯の大穴が開いておりました。 ちなみにこんな感じ(※別窓)。 こりゃ痛いはずだと改めて思いつつ、しばし止血タイム。 俺「結構、あっさりしたもんですね。」 医「そうですねー。非常に抜きやすい歯でした(笑)。」 俺「反対側も抜きやすそうでしたか(笑)?」 医「そうですね(笑)。でもまあ、」 俺「はい。」 医「特に異常はないので、試験が終わってから考えましょう(笑)。」 俺「そうですね(笑)。ありがとうございました。」 というわけで止血も終わればこれにて我が親知らず抜歯終了。 代金3300円を支払って歯科を後にしたのでありました。 先生もおっしゃるとおり、俺の右上の親知らずは抜きやすいそうですよ。 優しくてキレイな女性歯科医師さん、俺で抜歯の練習してみませんか! 今なら伯耕そのものも付いてきますよ! ・・・ で(泣) てか、血も止まってるし、痛みもほとんどないので、 大学生協ルネにて独り寂しくボソボソとたっぷり昼飯。(←※やっぱり) まだ局所麻酔の痺れが残ってる違和感はあるものの、 これが切れてきたらやっぱり痛いのかなーと思いつつ、 もらった痛み止めのロキソニンを握り締めて自宅へと戻ったのでした。 さーてと、机に向かって勉強でもしましょうか。 ・・・ ・・・ 勉強を始めて数時間後。 なんか顔が妙に熱い。。。 そしてなんだ、この違和感は。。。 ・・・ 顔全体と耳が火照るような妙な違和感。 そして痛みこそ無いものの、抜歯箇所を中心に感じる不愉快な感触。 頭もボーっとしてきていまいち勉強に集中できません。 そうか、これが抜歯後の炎症ってやつですか。。。 そして目の前には歯医者さんでもらったロキソニンが。 ・・・ これを飲むしかないのか。。。 でもいまいちこの薬は飲みたくないんだよなー。。。 |