〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2006年04月14日(金) 気になるデータとレベル4 意識レベル調節が難しい伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、今日で検査部・輸血部のポリクリも最終日。 結構勉強もできて期待していた以上にいい印象で助かりました。 特に感染症と抗菌薬、さらに血液型について復習できたのは収穫です。 というわけで今日も午前7時半起床、シャワー浴びて着替えて、 実習の準備を整えたら朝飯を食うべく中央生協へと向かいました。 相変わらず中央生協で独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※お約束) 飯も食い終われば食後のコーヒーも頂いたところで生協を出て、 総合人間学部へ向かう新入生の列を眺めながら病院へと向かったのでした。 ふんだ、大学に入ったからといって出会いがあるとは思うなよ。 ・・・ で(泣)(←※ひがみ) 病院に到着し、白衣に着替えて今日も向かうは検査部会議室。 午前中は検査部の先生による感染症と抗生物質に関する講義でした。 なんか似たような内容の講義が毎日続くなーと微妙に思いつつ、 省エネモードで講義を聞きつつ気がつけばもう午後11時半、 午前中の講義も終わり、再び更衣室へと戻ってから病院を後にしました。 今度は大学生協ルネにて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※お約束) ちょっと銀行やら郵便局やらに立ち寄ってから再び大学病院へ。 午後はいよいよこの科の教授による講義&実習であります。 教授「ではまず、みなさんを検査室にご案内しましょう。」 というわけでメンバー6人、教授の後に続いて検査室へ。 京大病院の血液生化学検査を一手に引き受ける検査室へと到着しました。 ちょっとしたホールほどもあろう広いスペースには医療機器がギッシリ。 しかしこの広いスペースに人影は数えられるほどしか見当たりません。 教授「基本的に検査はほとんどロボットが担当しています。」 教授「こういう技術は世界でも日本が群を抜いているんですね。」 運ばれてきた数々の試験管がロボットによって自動的に振り分けられ、 全ての検査がオートメーションの自動車工場のごとく進行していきます。 ラインに乗った試験管が自動処理されていく様は見事の一言。 検査云々よりも医療技術の進歩に感動した検査室見学でした。うーん。 教授に連れられ、続いて向かったのは感染症実験施設。 教授「感染症実験施設はいくつかのレベルに分けられています。」 教授「この部屋はレベル2に分類され、開放が可能です。」 病原菌を扱う部屋は伝染を防ぐために厳重な基準で管理されているとの事。 この部屋はレベル2ということで、実験自体は奥の設備で行いますが、 隣の部屋との窓やドアは開けておいても大丈夫だとの事です。 教授「続いてレベル3の部屋にご案内しましょう。」 案内された部屋は外界とは二重の扉で厳重に隔絶された隔離部屋。 中の菌をもらさぬように圧力も中は低めに保たれているとの事でした。 しかし、ここまでくれば当然、最強のレベル4の部屋が気になります。。。 A「レベル4の部屋はどんな部屋なんですか?」 教授「レベル4の部屋は日本には2つしかないんですね。」 俺「そうなんですか。」 教授「レベル4まで来ると、専用の厳重な建物が必要となります。」 バ「なるほど。」 教授「エボラ出血熱などの非常に危険な病原体を扱いますからね。」 A「はい。」 教授「危険な病原体を絶対に外に漏らさない建築になっているわけです。」 俺「それでも病原体が漏れるようなことがあったら・・・?」 |