〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2005年12月09日(金) マイナス196℃の世界に挑む 4日ぶりにお酒を飲んだ伯耕です。どうもこんにちは。 さてさて、本日で形成外科ポリクリも最終日。 思っていた以上に興味深い科だけに、1週間で終わるのが物足りないところです。 いろいろな機会を利用してもっといろいろ見てみたいもの。 というわけで今日も午前8時に起きてシャワー浴びて着替えて、 支度したらレッツゴー京大病院、白衣に着替えてまずは外来棟へ向かいました。 今日は外来見学実習であります。 しばし外来見学で知識を補充していたところ、 目の前に処置用の液体窒素入り容器が。 ・・・(←※指先にイボがある人) ・・・ 俺「あの〜、先生、僕、指先に疣贅(※イボ)があるんですが。」 先生「あぁ、その液体窒素で処置していいですよ。」 尋常性疣贅、いわゆる「イボ」は液体窒素で瞬間冷却するのが標準療法、 私も先日右手中指の先にひとつ微妙なイボができたので、 せっかく液体窒素があるんだしここで片をつけておきましょうと。 というわけで、影でこっそりと処置しようとしたとき、 A「あ!凍結療法するんや。やらせてよ〜。」 B「俺も俺も〜。」 ・・・ ・・・ 見つかった。。。 ポリクリ班の同級生に見つかってしまい、彼らに処置を任せることに。 てかはっきり言わせてもらえばこの治療法、結構痛いんですよ。 だから覚悟を決められるように自分でやろうと思ったのに 思ったのに、 思ったのに、 あいててててて!!!!(←※−196℃、指先直撃) イボも含めて指先が見てる間にも白く凍結していくところがなかなか衝撃的。 急速凍結、融解を繰り返すことで細胞破裂が起こってイボ組織が壊れるとの事、 このなかなかに痛い治療を数回繰り返してとりあえずは処置終了です。 やはりマイナス196℃の世界は厳しかった。。。 そんなわけで午前中の外来実習は終了し、 病院を出て大学生協ルネで独り寂しく飯を食うのでした。(←※日課) あ〜、最近やたらとカップルが目につくのはクリスマスが近いからですか? で(泣) 一度家に戻っていろいろ作業をした後、再び病棟へ。 午後は1週間にわたる実習のまとめのミーティングです。 各自が担当症例について発表を終えたら、教授からの包括的なお話が。 主に外観に関わる外科ということで最近は需要も非常に多く、 病院でも採算が取れる部門として最近は設置が増えてきているとのこと、 細かい技術を生かすということで日本人に向いた科だとのことでした。 最近は美容整形も脚光を浴びてきたし、 今後の更なる発展が期待されそうです。なかなかおもろかった。 というわけで1週間の形成外科実習もこれにて終了、 来週からの科の説明を聞いて、私服に着替えて病院を後にしたのでした。 友人と医学部前でちょっとおしゃべりし、 南部生協でなぜか「臓単」(※別窓)を衝動買いし、 中央生協で「台湾ラーメン」を頂き、(←※はまり中) ようやく自宅に戻ったのでありました。 自宅では日曜日までに仕上げなきゃならん仕事をひたすらに。 なんとか形が見えてきたところで、 夜8時過ぎから、 飲み会だぁ。 なんとなんと、4日ぶりのお酒であります。 本日は百万遍のちょっと北、民医連病院近くに位置する「キッチャン」にて。 リニューアルして素晴らしくオシャレに生まれ変わった店内で 仕事場の同僚と久々に美味しい韓国料理を楽しんでまいりました。 この同僚、冬に初めての海外独り旅をするようで、話題もそちらの方へ。 俺「いやはや、初めての海外が長期独り旅ってのもアツいね。」 同「せやねん。楽しんでくるわ〜。」 俺「ちょっとしたトラブルなんかも後で思い出になるんやろね。」 同「やろね。ただやっぱりトラブルはちょっと心配やわ。」 俺「やっぱりトラブルに巻き込まれると焦るからな〜。」 同「伯耕がカナダに行ってた時やばりトラブルあった?」 |