〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2005年08月28日(日)    男同士の日帰り強行富士登山

1日で体重が6kg減った伯耕です。どうもこんにちは。

てかすごい日焼けしましたよ。ワイルド系でもうモテモテですよ!




・・・



・・・




ズガ〜ン。(←※伯耕に落雷)




さてさて、今日から富士登山です。

昨日仮眠をしたものの結局ほとんど眠れなかった中、

早朝出発、夕方下山のハードスケジュールが果たしてどう出るか。




というわけで、深夜0時過ぎ、

医学部の友人3人を乗っけた車に俺も同乗し、




いざ、向かうのは




富士登山・須走口(※別窓)




有名な河口湖口、富士宮口に比べて陰に隠れがちではありますが、

富士の自然が堪能できるちょっと長めのルート。

ただ登山、ではなく、なるべく楽しみながら登山しようとのチョイスです。




深夜3時、富士あざみ野ライン終点、須走口登山口到着。

係員さんの指示に従って路上駐車

深夜、山道を2キロほど延々と路駐の列が伸びる光景はなかなか不気味です。




すでにこの地点で標高2000m

ここで1時間半ほど高山病に備えて体を慣らし、




午前5時、




いよいよ出発だぁ。




薄暗い森の中を標識に従ってどんどんと上って生きます。

古御岳神社で登山の安全を祈り、ひたすら森の中ルート。

森を抜けて潅木帯に入る間のガレ地で偶然にもご来光を目撃、

左手にはまさに今から登らんとする富士山がオレンジ色に光り輝き、

その高さにビビリつつも、なかなかの志気が沸いてきました。




その後も潅木帯の中、次々に襲い掛かってくる虫たちと格闘しながらも、

登山から1時間半後の午前6時半過ぎ、本五合目・長田山荘に到着。

一休みし、再び潅木帯の中を歩き続けること数十分、

本六合目・瀬戸館に到着。ここでちょっと長めの休憩です。




休息を追え本六合目を後にすると、

いよいよ森林限界を超え、直射日光と戦いながらの砂礫登りに入ります。

ジグザグとひたすら登りつめていく登山道ですが、




なんか後ろから騒がしい声がします。。。




見てみればかなりの軽装の若者集団数人

大騒ぎしながらワイワイと登山道を登ってきます。大丈夫かあの軽装で。




男「とりあえず行けるとこまで行ってみようよ〜。」



女「いいね〜。」





てか、富士登山をかなり甘く見てませんか。。。

彼らに道を譲り、しばらく歩くと展望のいい場所に出たのでここで一休み。

ちょうどさっきの彼らもここで記念撮影などに嵩じています。



男「さ〜て、もうちょっと行けるかな〜。」



そう言って出発していった彼らですが、




その場にペットボトル放置。




・・・



・・・




気を利かせて友人タコが



「あの〜、ペットボトルお忘れじゃないですか。」



とやんわりと警告したのですが、



男「あ、僕らのじゃないですから。」



とあっさり返されて終了。(←※タコ無念)

ちなみに僕らは彼らがさっきそのペットボトルを取り出して、

うまそうに飲んでたのを普通に目撃しております。

普通に富士山を汚して帰るバカを見て非常に気分が悪くなりました。




まあ、気分害していても仕方ないのでこちらも出発。

高山病にならないよう常に呼吸法には気をつけながら歩くこと数十分、

午前10時過前、ようやく七合目・太陽館に到着しました。




ここで再び先ほどの富士山汚しのバカ集団発見。





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自業自得です。




そんな彼らを見ながら俺たちも20分ほど小休止。

500mlペットボトルが1本500円と値段が跳ね上がっています。むぅ。




小休止も終え、再びジグザグ登山道を登り始めました。

次の目標はすぐ上に見える本七合目です。

てかジグザグ登山道は全く変化がないのでなかなか精神的に大変なもの、

20分ほど登り午前10時半過ぎ、本七合目・見晴し館に到着。

この標高は3250m、ついに3000mを超えてきました。すげー。




一休みして飲み物を飲みながら景色を見てみれば、




もう雲海が自分の下にあります。。。




えらいところまで登ってしまったことを感じつつ、

休息を終えて次なる目標八合目に向けて再び歩き始めました。




再びジグザグの道を今まで以上に呼吸法に気をつけながら歩くこと数十分、

午前11時過ぎ、八合目・江戸屋に到着。

俺的にここまで体力的に疲労感は全くといっていいほどなし、

軽く頭痛がするかもしれないけど大したことはない程度です。

でもここからが大変なんだとここでしっかりと休息を取り、

気合を入れていよいよ近づいてきた頂上を見据えながら出発しました。




しばし登って本八合目・胸突江戸屋も越え、さらに歩くことしばらく。

いよいよ登山道最後の山小屋、八合五勺・御来光館に到着。

もう下は完全に雲海、赤茶けた頂上もすぐそばに迫ってきました。

ここで塩分補給も兼ねて味噌汁(400円)を頂きほっと暖まる瞬間。

酸素補給も終わり、さあ、いよいよ頂上アタックに出発しますか!




次に見えるのはすぐ上に見える鳥居、九合目。

ここからは再びジグザグの急坂ルートが続きます。

高山病には気をつけようと呼吸法を一定に保ち、自分のペースで登坂。




午後1時半前、ついに小さな鳥居をくぐり九合目(※3600m)到達。

この鳥居、はるか下の6合目からも見えましたが、

ああ、ここまで来るのになんと長かったことか。。。。




いよいよ次は頂上、石垣の10号目がもうすぐそこに見えます。頑張るぞ。




最後の最後の岩登り、

気分を悪くした登山者、疲労困憊した登山者さんたちが脇で休む中、

そんな彼らに挨拶を掛けながらひたすらに登っていきます。



これ、落ちたら死ぬなぁというような岩場を横目に岩を登り、



呼吸法に気をつけながら何も考えずに登っていった



午後2時、




ついに頂上到達(感涙)。




富士山頂・久須志神社の大鳥居をくぐり、

頂上に到着したときにはいやもう本当に感動。

気にしていたひどい高山病にかかることもなく、

ビックリすることに疲労感や足の重さなどはほとんどなし。

登りだけだったら、かなり余裕を持って登っちゃった感じです。

ふっふっふ、伯耕25歳、まだまだ体は若いですよ。




と余裕シャクシャク、




頂上に到達したことで呼吸法調整を忘れていたところ




・・・



・・・




頭いてぇ。(←※典型的高山病)




とりあえずけっこうな頭痛がしてまいりました。。。

一緒に登ったメンバーもけっこう頭痛には苦しめられている模様。

記念写真を撮ったりしている間にあたり一面がガスに覆われ気温急低下

ものすごい強風も吹いてきたのでそろそろ下山することに。




というわけで頂上から須走口下山道を下るわけですが、




・・・



・・・




登山よりキツいかも。。。




ひたすら砂利の急坂を下るのみ。

膝への負担が大きく、歩くたびに痛む頭痛も何とかしてくれこのやろう。

しかしさすがは下山道、さっきまでいた頂上は見る見る遠ざかり、

登山に比べてビックリするほど短時間で八合目まで帰ってきました。




八合目も過ぎ、タコと2人、相変わらず下山道を下っている最中、




突然外人さんから話しかけられました。

どうも道に迷ってしまった模様です。




こうなると突如いんぐりっしゅ話したがりやになる2人。



タコ(←※英語ディベーター)


俺(←※仕事が英語の人)




といってもかな〜りしどろもどろイングリッシュで(←※ダメ)

とりあえず違った下山道に下りてきてしまっていること、

戻るためには本八合目の小屋まで戻らなければならないことを説明。

何とかわかってもらえたようで安心です。てか頑張ってください。。。



まさかこんなところでの異文化コミュニケーション、



てかそもそも、



思いっきり日の丸(※登頂記念)持っている俺らに何で話しかけてきたんだろう






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それか。




というわけで相変わらずテクテクと下山していくのでありました。

ようやく七合目に到着、さあ、もう少しで下山ですよ。




七合目で軽く休息し、再び出発。

ここから先は富士下山名物ともいえる「砂走り」(※別窓)が続きます。

ひたすら続く砂の下り道を、砂で滑りながら駆け下れるルート。

ズルズルと駆け下っていく感覚はなかなかの快感であります。




ちょっと日も暮れてきて霧もかかってきて心細くはありましたが、

砂走りも無事終わり砂走り五合到着。

ここから森の中のルートを再び戻り、




午後8時前、ようやく




新五合目帰着。




山登りにありもののちょっとしたトラブルもあり、

帰着時間は結構遅れてしまいましたがとりあえず全員無事帰着で何より。

荷物を再び車に載せ、霧の中須走口登山道入り口を後にしたのでした。



再び東名高速で我が実家のある町に戻り、ここでみんなとお別れ。

帰宅したらすぐシャワー浴びて汗と砂を流し、

何も考えずに午後11時過ぎ、ベッドに入って寝てしまったのでした。



さあ、明日は在宅ワークだ。今日はここまでです。



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