〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

MAIL。 ほーむ。 雑談BBS。受験ネタBBS。伯耕ぷろふぃーる。


きのう いちらん あした
2004年07月02日(金)    12年ぶりの社会見学

テロには屈しないがコンビーフに屈する伯耕です。どうもこんばんは。



さてさて、今日は社会健康医学の一環として、社会見学の日です。



起きたのはいつもよりかなり早く午前6時。



集合時間は8時40分のはず、と朝飯を食っていたところ





突然の電話。





出てみれば、医学部の友人から。





「集合、8時20分やで!みんな待ってるよ!」





ええええええ!!!!




超ウルトラ猛スピードで着替え、


超ウルトラ猛スピードで荷物を準備し、



2回ほど装着に失敗しつつも



超ウルトラ猛スピードでコンタクトをつけて


そして、これぞ超ウルトラ猛スピードで医学部まで自転車をかっ飛ばし、


駐輪場に自転車を駐めるやいなや、正門前のバスへダッシュ。



なんとか待っていてもらえました(汗)。



それにしても、最後尾の席に座るまでの通路、




なんて恥ずかしい花道。




ああ、久々に浴びるみんなの視線のレーザービーム

とりあえず出発されなかっただけでもよかったです。。。みんなすまん。



10分遅れでバスは医学部正門前を出発、



そして2時間後



バスは無事、今日の目的地である



関西国際空港



に到着しました。



窓の外を見てみれば、



飛行機だぁ〜〜♪




管制塔だぁ〜〜♪



ええ、俺は大型空港が大好きなのです。

大型飛行機、そして巨大な空港建築が素晴らしくかっこよいし、

なによりもあの旅行者達のかもし出すソワソワした空間がまた心地よいかなと。



周りの景色を眺めつつ、医学部生達の乗ったバスは、

旅客ターミナルのさらに奥にある、関西空港検疫所へ。

国際空港での検疫体制を実際に見学するのが今日の目的です。



まずは合同庁舎に入り、会議室で各部局の講義。


実際の検疫体制についてなかなか興味深いお話を頂く事ができました。



食品の重量を稼ぐため、



松茸に五寸釘



魚介類に鉛板



なんかを埋め込んで輸入する業者もいるようで、

これらの不正を見抜かなければならない検疫官さんもなかなか大変です。。



その後、普段は関係者以外立ち入り禁止の

社員食堂でランチ。

関西空港社員食堂の中華丼はちょっと醤油が濃かったです。。




午後からはいよいよ関西国際空港の裏エリアを見学です。


3班に分かれ、俺らの班はまずはひたすら館内を連れまわされたあげく、

正面玄関前から空港職員専用バスで貨物合同庁舎へ向かいました。



ちなみにこの空港職員専用バス、



なぜか




乗車運賃190円取られます。




職員用バスなのに。。。



貨物合同庁舎に到着したのち、職員さんから食品部門の検閲のご説明。

輸入食品の鮮度についての問題と、輸入禁止食品について

いろいろ説明を頂きました。



部長さんがおっしゃるには、



関西国際空港に出入りするのは浪速の商人



冷蔵代、保存代をケチって鮮度が犠牲になることも多いとのことでした。



ということで




↑エンピツ投票ボタン。押すと続きが読めるよ。(投票結果)




だそうですよ奥さん。

あれは普通より薄くなってるので、つぶれてることがなかなか気づかれないそうです。



そんな生活の智恵っぽい情報も入手しつつ、

貨物総合庁舎を出て、国際郵便局前から再びバスに乗り、

今度は合同庁舎内の衛生部門へ。

ここでは海外から持ち込まれる感染症の検査を担当しているとのこと。


ここでは、説明してくれた女性検疫官の方が

大人数の前での説明の緊張のためか

手が震えていたのがちょっと印象的でした。。。


そして、これほど緊張しながらも、口から出てくる言葉は



「え〜、これが腸炎ビブリオで・・・」



「そしてこれがコレラで・・・」



と、だいぶデンジャラスだったのも印象的でした。



そして次は検査部門の見学。

ここでは主に残留農薬やらを検出されているようなんですが、


やっぱり担当者の方がものすごく緊張していらっしゃって



福神漬け



って言うのに5秒くらいかかってたのがちょっと印象的でした。。。



さらに見学は続きます。お次は空港検疫部門

海外旅行に出かけたことがある方ならば経験されたと思いますが、

入国の際、黄色い紙なんかを書かされてチェックされる、あれです。



というわけで、全員が入国ゲートの検疫部門へ。



ここではもちろん自覚症状により、医師の診察を含めた措置が取られるのですが、

ちょっと前の


重症急性呼吸器症候群(SARS)


の流行を機に、ある機械が導入されたとのこと、



その機械とは!



サーモグラフィ



つまり、体表面温度を計測する事で、熱があるやつをその場で見抜こうという試みです。



で、



実際に体感してみることになりました。



班の半分がサーモグラフィーの解析装置を見守る中、

残り半分がセンサーの前を通過。

熱があるやつはその場でブザーがなる仕組みです。




↑エンピツ投票ボタン。押すと続きが読めるよ。(投票結果)




鳴りましたが。



それにしても、ほんとに38度以上の方は一発で分かります。

いやはや、なかなかすごい。



このあと、検疫部門のお医者さんからお話を聞いてこの部門見学終了。

これで全ての部門の見学は終了です。



3班が会議室で合流し、その後は部長さんのお話。

堅苦しいお話と思いきや、なかなか和やかな雰囲気でよかったです。



ただ



部長さんが最後に




「どうでしょう、空港検疫などで働いてみようという方はいらっしゃいませんか?」




とおっしゃったその問いに対して、

突然指名された某が



「給料がよければ」



と言ってしまったのがむむむでありました。

空港検疫、これはこれでなかなか面白そうな仕事ではあります。



部長さんのお話も終わり、これで全ての予定は終了。

その後、ほとんど迷路状態の庁舎内を歩き、バスに乗り込み、



いざさらば関西国際空港。



ええ、



1ヵ月半後に今度は出国しに来ます!



バスの中では相変わらずバカ話で盛り上がっていたのでありました。

とりあえず、今日の会話の一貫したテーマが


又吉イエス(※別窓)


だったのが、今考えればなぜ〜って感じではあります。



2時間後の午後6時、バスは無事、医学部正門前に到着。

12年ぶりの社会見学も無事終わりました。



このあと、友人とルネで飯を食って帰宅しました。

深夜に再び四条の大正軒を訪れたのですが、いやはや旨かった。。。



というわけで、社会見学で疲れたのでもう寝ます。でわでわ。





↑エンピツ投票ボタン。ただいま読者様大募集中です☆。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

よろしかったら附属掲示板に感想などカキコいただけたら幸いです。

メールもお暇なら遠慮せずに気軽に送ってやってください。

多忙につき返信は遅れるかもしれませんが、全部大切に読ませてもらっています☆。


HPランキングに参加してみました。

下の「大学生部門」をクリックしていただけると現在順位がわかります。


きのう いちらん あした



Design by shie*DeliEro
thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for photo→M3
網嚢(※別窓)→入口はウィンスロー孔