〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2004年04月14日(水) 私、縫います! かきくけこんばんは、伯耕です。 今日からいよいよ研究室生活が始まります。 医学部の学生は、研究室配属というイベントはないのが普通なのですが、 わが大学では医学部自主研修という期間があり、 学生はこの時期に興味ある研究室に配属される事になっています。 ちなみに私は 心臓血管外科学教室 に配属する事になりました。将来の希望ともピッタリ。 というわけで、午前中から研究室。 研究室は京大病院の中にある、 ツタに絡まれたオバケ屋敷 でした。今時こんな建物があるのが信じられません。 どう考えても世界をリードする研究というよりは、 フランケンシュタインの研究 のほうが明らかにピッタリくる雰囲気です。。。 これは中に入る前から気が滅入るなあ・・・と思いつつ建物に入り、 古びた薄暗い廊下を歩き、 これまた古めかしいドアを恐る恐る開けると、 中では先生たちが ディスコミュージックを流しながらノリノリで実験中♪ ・・・ ああ、この研究室でよかった。 いやいや、やっぱり雰囲気は大事です。 嬉しくて踊っちゃいたいくらいです。 これから私が参加するのは心不全の外科的治療法の研究。 慢性心不全、左室形成術、バチスタ手術、心臓移植、など 非常に興味あるトピックばかりで、これからの実験が楽しみになってきました。 そしてついにこの研究室で 俺の夢が一つ叶いました! それは・・・ オペ着を着て手術すること。 ええ、着ちゃいました。青い手術コートにラテックス手袋。 手には持針器と鑷子に円針、 目の前に並ぶモスキート、メッツェン、開創器、・・・ そして 縫いました! 実験動物でしたが・・・。 円針での皮膚縫合は思っていたよりもなかなか難しいもの、 それでも手術創を丁寧に縫い上げてから麻酔から覚ますと 動物が何事もなかったかのように動き始めるあたり、ちょっと感動しました。 その実験が終了後、さらに別の実験にも参加。 こちらは病院内から医学部の生理学教室に場所を移して、 電気生理学的な実験を行ないました。こちらもなかなか興味深々。 というわけで研究室初日が終わりましたが、 先生に恵まれて本当に一安心しました。 やはり実験の内容もさることながら、人間関係は本当に大切だと思います。 朝の9時半に医局に来てから帰ってきたのは夜9時。 今日は立っていることが多かったので、さすがになかなか疲れました。 よし! 今日はお酒は飲まずに、この疲れを勢いにしてすぐ寝てしまおう! 研究して帰宅、そして疲れたからそのまま睡眠、 どうだ!この健康的な生活! その時 携帯電話に着信。別の友人から。 「飲み会来ぉへん?」 「行きます♪」(即答) ↑ダメダメえっ。 というわけで、飲み会にホイホイと出かけていくのがポリシーの男24歳は 今日も百万遍のバーに出かけていくのでした。 そして百万遍の某バーにて。 静かに飲んでいた時 |