〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2003年05月26日(月) 「大脳」登場 さてさて、本日も脳実習は続きます。 本日は大脳皮質の観察。 いよいよやってまいりました。「大脳」です。 まずは大脳表面を覆う溝とうねうね(「回」と呼ばれる)の観察。 表面の模様は人によって個人差はあるみたいだけど、 代表的な溝や模様には名前が付けられており、 それを一つ一つ確認してゆく作業からスタート。 まずは脳表面を覆っているクモ膜を剥がしてゆく。 脳を左右に分ける大脳縦裂、側頭葉を分ける外側溝、 それにその他細かい溝と回を確認してゆく。 各個人によって走行が違う上に、同じ脳でも左右で全然違う。 溝やら回やらを確認する作業と同時並行して、 脳のどの部分がどんな作業を司っているかを確認する。 側頭葉にある聴覚中枢やウェルニッケの言語中枢、 後頭葉の視覚中枢やらを一つづつ確認してゆく。 言語の理解など、あれだけ高度な活動が 親指の頭くらいの部分で行なわれている、 事実として受け入れる他はないけど、かなり不思議な感じだった。 さて、これが終ったら またしても巨大脳刀登場! 観察が終った脳、今度は断面図を見るためまた切断するのだ。 そして当然のように刀を握る私がいました。 シャウカステンに並べられた脳のCT画像で切断面を確認し、 脳刀を側頭葉にセット、いっせーのーでー スパーン! という訳で、断面が登場しました。 大脳皮質はわずか5mmほど。たったこれだけの厚みのものが 俺たちの意識や感情を全て司っていると思うと… ほんまに脳は不思議だ。 夕方からは塾で授業。結局10時過ぎまで塾にいました…。 かなり疲れたので食事をして帰ろうということに。 同僚の先生と主に降り立ったのは大阪の韓国、鶴橋。 久々に焼肉を食うのだ。 という訳で、JR鶴橋駅駅近くの某焼肉店へ。 アルコールを飲まなかったこともあってかなり安く済ませる事ができました。 そして、最近私が肉を食った後に必ずすることがあるのです。 |