〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2003年05月05日(月)    生体肝移植に関する考察

塾で上の先生に言われました。






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びみょーにショックです。


老けて見える、とか言われるんならまだしもねえ。


とりあえず、



無精ヒゲは剃ります。


あと、そろそろ髪の毛切ろうかなあ。


さてさて、京大病院で肝移植を受けたドナーの女性が亡くなったそうです。
脳死肝移植とは異なり、健常者にメスを入れるという点で生体肝移植手術は
常に倫理的な問題を抱えている治療法と言えます。
今回は、レシピエントではなく、臓器提供者であるドナーの方が亡くなったと。
ドナーの方の直接的死因につながった非アルコール性脂肪性肝炎は
極めて珍しい症例であり、事前に想定されていなかったとの事。

ただ、誤解を恐れずに言えば、医療には思いもしなかった穴があるのは事実です。
今回の結果は確かに「穴」だったと言う点に異論はなさそうですが、
少なくとも「ミス」とは呼べないのではないでしょうか。
日本では脳死移植が浸透していないため、重度の肝臓疾患においては
生体肝移植が当面のベストな医療法となっています。
日本国内での生体肝移植の実施件数はおよそ2000件、
そのうち900件以上が京大病院で実施されているわけですが、
医療が完全なものでない以上、これだけの数を行なった時に
未想定のケースが出てくるのもやむを得ない事ではないかと思います。
ただ、「やむを得ない」で終わらせるわけではなく、
これを負の経験として、さらに完全な安全基準や
インフォームドコンセントを練ってゆくのがこれからの課題であると思います。

マスコミ各社の論調は生体肝移植に関して手厳しいものになっていますが、
少なくとも現代の日本では生体肝移植でしか救い得ない方が多数いるのも事実、
例え将来的に脳死肝移植が日常化したとしても、
圧倒的にレシピアントが足りない状況になるのは明らかです。
これからの生体肝移植の更なる洗練化を私は望みます。

そして亡くなられたドナーの女性のご冥福を心よりお祈りいたします。





肝臓の提供を受けた娘さんは無事退院して
普通の生活を送られているみたいですね。




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