〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年11月08日(金) 首 まずは>えみんこサマ あ、勝手に文中リンクすいませんm(_ _)m。 「平城山を越えた女」、「琥珀の道殺人事件」(内田康夫) いずれも読んでたりするんですねー(笑)。 内田康夫は浅見光彦が登場する前の作品に なかなかディープな秀作が多いような気がします。 俺の中で内田康夫で面白かった作品といえば・・・ 「後鳥羽伝説殺人事件」とか「王将たちの謝肉祭」とか。 「戸隠伝説殺人事件」や「本因坊殺人事件」 デビュー作の「死者の木霊」も面白かったな。 「明日香の皇子」もかなり俺の中では好きな作品ですねぇ。 地方の香りをふんだんに取り込んだという点で、 内田康夫はなかなか好きな推理作家の一人であります。 売れ線作家のマイナー作品って面白いのが多いんですよねー。 西村京太郎「D機関情報」とか。 やっぱり数出しすぎると質が落ちてくるのかなあ。 ちなみにこちらは文中リンク完全フリーです♪ 激務の金曜日。 ちなみにこの日記を書いてるのは帰宅した直後。 そしてその帰宅した時間は・・・午前2時40分でした。 午後は解剖実習だったんだけど・・・ 今日は今までの中で一番個人的にいろいろ考えてしまった日でした。 今日のテーマは「脊椎」。 まずは骨標本で脊椎の形をいろいろ確認。 その後に、御遺体をうつぶせにして背中の切開に入る。 背中の筋肉をきれいに除去し、背骨の表面を露出。 その後は・・・ 背骨をノコギリで切る。 そして ノミで切り外す。 実習室に響き渡るトンカチの音にものすごい違和感を感じたんだけど・・・。 その後、中に入っている脊椎神経をいろいろ見てだいたい終わり。 だけど今日はもう一つ作業がありまして・・・ 首の離断 これは・・・。バラバラ殺人と全く同じことする訳だよな・・・。 実際に作業はしなければならないし、 何も考えないようにして作業を進めていても、 自分が今やってる作業が「人間の首を切る」っていう作業だという事は 否が応でも頭の中に渦巻いてくる。 いいのか?いいのか?いいのか? そんなエコーが実習終った今でもまだ反響してくる。 特別に「医学」を学ぶ上で許された行為だという事を肝に銘じ、 献体者の方の御遺志に少しでも報いられるよう、 これからも頑張っていろいろ覚えていきます。 |