〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年06月04日(火) 最高にアツい試合 今日はいよいよ4年前から楽しみにしてきた日本代表初戦。 濃紺のジーンズに空色のシャツ、青い靴下に青いトランクスで決める(笑)。 窓を開けたらカラスが数羽飛んでいった。縁起がいいねえ(笑)。 ただカラスが全て2本足だった事だけは残念だけど(笑)。 朝からキーボード講習会エキストラ。 シンセ貸す事になってるから新入生の方には存分に練習していただこう(笑)。 幸い電源アダプターも正常に作動して一安心。 今日は中谷も遊びに来たんで結構にぎやかな講習会ではあったな。 南部生協で飯を食った後、いったん家に帰り、組織学実習へ。 今日は講義をエスケしてしまったんでちゃんと実習についていけるか心配。 医学部についたら寺本さんと遭遇。遅れたのは昨日の飲み会のせいだろうか(笑)。 組織学実習、各論に入ったわけだけど、異様に大変になった。 講義出てないから大変なだけなのかなあ。 とにかく教科書に書いてないことが出てきたらどうしようもないよ。 しかも今日は日本代表初戦、否が応でも焦ってくるしなあ。 今日は実習室開放も午後7時まで。その理由は…やっぱり代表戦のため(笑)。 5時過ぎ、ようやく実習が終わり、外に出ると永吉さんと遭遇。 永吉さんは白い服の背中に手書きで赤い丸を書いていた(笑)。 いったん永吉さんと別れ、帰宅して代表タオルを持っていざ、京大体育館へ! 京大体育館で体育会の還元事業として 「日本代表初戦を大型スクリーンで見よう」企画が開かれる。 さてさて、人が集まるのかなあ…とも思っていたのだが甘かった! 既にルネ前あたりからユニフォーム姿の集団がちらほら。 そして体育館前はもんのすごい大混雑だ。 入学式でしか入ったことのない体育館にありえない人数の人が吸い込まれてゆく。 大型スクリーンは確かにデカかった。5メートル四方くらい。 かわぢさんとも合流し、らつぃあーれ、あまさんと永吉さんの4人で観戦だ。 試合が近づくと館内から自然に「ニッポン!ニッポン!」の大コール! 体育館に反響して館内を震わすような大音響と化す。すっげー! 館内にいた全員が国歌斉唱、既になんか感動気味なんだけど…(笑)。 6時、キックオフ。館内に響くニッポンコールがひときわ高まった。 見渡せば既に人数は3000人以上はいそうだ。2階席にも通路も超満員。 前半は楢崎のスーパーセーブなど、我慢の時間が続く。 ワンチャンスあるたびに館内から地響きのような歓声、そしてどよめき、 これはもしかして普通のスタジアムで見ている以上の臨場感だぞ。 押したり押されたりで前半終了。空気がアツい! 外に出たらものすごく涼しかった。後半はどうなるのかねえ。 後半開始。館内は先ほどよりさらに増えて4000人くらいはいそうだ。 ここで大河原氏が合流。数少ない静岡県民仲間だ。 自然光も落ちてきて館内はほぼ真っ暗になっている。 その中に響き渡る「ニッポン」コール。そして歓声、どよめき。 ファールを求めてトルシエとダバディが同時にすんごいアピールしたのは かなり面白かった。館内大爆笑(笑)。 しかし後半11分、ゴール前で交錯している中から ウィルモッツがオーバーヘッドシュートを叩き込んだ。ベルギー先制。 瞬間、館内に悲鳴、そして一瞬の沈黙。 この瞬間俺が思ったこと。日本代表はまだ甘いのかなあ。 確かに国際親善試合で強敵と互角に戦えるようになっては来たけど、 W杯と言う経験がまだ足りない、それを象徴するかのようなゴールだ、と。 この一点でもう日本はだめだと思った。正直ね。しかし…。 わずかその2分後、前線に出たロングボールを鈴木が執念でゴールに押し込む。 その瞬間…館内大爆発!!!!!!!!!!体育館が揺れた!!!!! あまりの爆発に巨大モニターが故障してしばらく画面が消えてしまった。 俺もなんだかその辺の人と抱き合って喜んだ事は覚えてる(←ちなみに男)。 永吉さんはメガネが壊れたらしい。館内の数千人のテンションが爆発! いやー、もう本気で死んでもいいと思ったわー。これぞ感動、感激。 これで館内も試合も一気にヒートアップ。おっそろしいほどのイケイケムード。 館内のニッポンコールも自然に高まり、熱い闇の中に響き渡る。 日本がベルギーを圧倒し続けている。そして… ドリブルで抜け出した稲本がGKと一対一になり、鋭いシュートを ゴール右隅に突き刺した!!!もう…なにも言いません。 とりあえず体育館が揺れた。振動が伝わってきた。そして轟音。 全ての人が大声を上げて、なんだかわからない声を上げて大歓喜。 一点先行されてから追いついてしかも逆転! 日本代表は決して弱くなかった。4年の時を経て素晴らしくたくましくなった。 さっきの俺の心配は杞憂だった。すげーぜ、かっこよすぎるぜ、日本代表! しかし、一瞬の守備の乱れからバンデルヘイデンにループシュートを決められる。 館内は一瞬の沈黙。さすがにベルギーも意地を見せたか。 その後はベルギーのシンプルな攻撃にヒヤヒヤの連続。 もう引き分けでもいい、勝ち点をとってくれ。祈るように時間は過ぎる。 そしてついに試合終了。2−2のドロー。 …いやあ、ありえないほど面白い試合だった。 サッカーの面白さが全て詰まった素晴らしい試合だった。 今回サッカーに興味なかった人もこんな試合見れば サッカーの面白さが判るんじゃないかなあ。 先制されて、追いついて、そして逆転されて、再び追いつかれて、 再び逆転かと思われたゴールはノーゴール。 審判の判定に結構不満は残るけど、最高といって良い、超好ゲームだった。 さすがW杯だ。日本も見せてくれるなあ。最高や〜♪ 5人でハイライトで祝杯。ハイライトでビールを飲む永吉さんに脱帽。 試合を振り返りつつ、遅い夕食をとる。飯美味すぎ(笑)。 4人と別れてしばらく市内を走って体を冷し(笑)帰宅。 なんと…韓国はポーランドに快勝!!!W杯のジンクスは守られたなあ。 「開催国は緒戦で絶対に負けない」ってやつね。 興奮冷め止まぬ、まさにそんな状態だなあ。 |