DOTFAMILYの平和な日々
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2005年03月28日(月) 愚息が高校をキックアウトされた理由

やはりこれは書かんといかんだろうなぁ・・・

はっきり言おう!理由は・・・ない!

理由もないのにキックアウトされて文句を言わないのか!というご意見もあるとは思うのだが、疲れてしまったのだよ、もう。理由がないということが判明した時には、もう文句を言う気力が無くなってしまっていたのだ。それまで私なりに頑張っていたのだが、全く効果がなかったもんで。

いやぁ、子育てに諦めは厳禁ですな。わかっちゃいるのだが、おばさんはもう疲れたよ。

アメリカの高校は単位制である。4年間で決められた単位を取らなくてはならない。大学と同じシステムである。が、大学と違うのは留年できないところだ。4年間で決まられた単位が取れなければ高校中退ということになる。そうなった子はアダルトスクールへ行って高校卒業資格というものを取ることが出来るが、これは高校を卒業したのと同じ学力がある、とオフィシャルに認められるのだが、=高校卒業者とはならない。高校は卒業出来なかったけど、資格だけは取りました、ということで、「高校は卒業できなかったけど」という所が強調されてしまうのだ。もちろんこの資格があれば大学へは進学できるし、大学を卒業してしまえば結局は同じことなのだが、やはりちょっと違う・・・らしい。

去年の9月以降、愚息は益々高校が嫌になった。学校側に失望するようなことが散々起こったからだ。私も学校から呼び出しが来るようになった。愚息自体がやる気がないのに親に言われてもねぇ・・・。が、去年の12月の時点で、「単位は十分。」とはっきりと言われていたので、勉強に関してはそれ程心配していなかった。

ところが年が明けて1月、再び学校のカウンセラーと面接した時、「今の状態で、55単位不足しています。このままでは絶対に高校を卒業できません。」と言われてしまった。「Valleyへ行けばまだ間に合います。」

えっ、単位、十分じゃなかったの?一月も経たない間にそんなに不足しちゃうの?1、2科目落とした位で55単位も突然不足するわけ?しかも、55単位も不足しているのにValleyへ行ったらまだ間に合うなんて、そんなことがある訳?そういう楽できる高校があって良いの?それって本当に高校な訳?

という疑問があるにはあったのだが、その頃は気力が衰えていたし、愚息は「はい!Valleyに行きま〜す!」と素直にお返事をしてしまったものだから、「ま、いいか」と思ってしまったのである。

高校に1日6時間行ったとすると1年で60単位取れることになる。高校を卒業するには最低220単位取らなくてはならない。4年制だから4で割ると1年に最低55単位取らなくてはならない。55単位足りないということは、1年分後れているということになる。こりゃまずいよね、やっぱり。でも・・・一体愚息は何時そんなに単位を落としたのだろう?

Valley Highに行くと、まずオリエンテーションがあり、その後高校を卒業するためには何をどれだけ取らなくてはならないかを考えてカリキュラムを組んくれる。で、そのカリキュラムを組む時になって・・・

「君、10単位取りすぎてるよ。ここは単位が不足している子達のためのクラスなんだから、君なんか来ても困るんだよねぇ。だいだい、君、どうしてここに来たの?」

こ、こ、困るって言われても・・・もう遅いわい!
ど、と、どうしてって言われても・・・希望して来れる学校じゃないんだから、愚息の高校がここへ行けっていったからに決まってるじゃないか!

Valleyのカウンセラーが、前の高校へ電話で抗議したのだが、トランスファーの手続きをした後だからもう遅い。そちらで引き取ってくれ、と言われたそうだ。

そうだと思ったんだよね。確かに愚息は成績が悪いが、そこまで単位を落としてはいなかったはずなのだ。

愚息は「この教師、能力なし!」と見ると徹底的に相手が立ち直れないほど攻撃をかけるのだ。取っていたクラスの教師と生活指導カウンセラーに対しては彼なりに尊敬できるところがあったらしくて、教師を悪く言うことも攻撃することもなかったのだが、教科指導カウセラーに対しては徹底的に攻撃をかけたらしい・・・口先一つで大人を本気で怒らせるのは彼の特技である。(丸め込むのも得意)

要するに・・・嫌われて追い出されたのである。そういう人なのだ、あのカウンセラーは。

愚息はそんなカウンセラーとの付き合いにうんざりしていたし、他にも高校側に対してむかつくことが多々あったらしく、嬉々としてValley行きを受け入れた。本人が良いと言っているのだ、私がこれ以上反対する理由もあるまい。

と言うわけで、愚息が高校をキックアウトされた理由は・・・やはり、無い!

では何故カウンセラーは55単位不足しているなどと言ったのだろう?と考えてみた。愚息が卒業するためには、後80単位ほど必要なようだ。で、3年生後期現在取っているクラスを一つも落とさなければ、30単位取れることになる。残りは50単位。そこで彼女は55単位不足している!(しかも計算間違いしてる)と考えたらしい。しかし、愚息はまだ3年生なのである。卒業までにまだ1年半あるのだ。ま、彼女の間違いを訂正しなかった私も私なんですけどね。(人に間違いを訂正されると逆上しそうな人なんだもん・・・はっきり言ってかなり頭悪いみたいです、彼女。)ま、愚息が反抗的だったことは確かだろうし。

愚息のカウンセラー、結局間違いだったこのことを発見した時、喜んだだろうなぁ。何か追い出す理由を探さなければ、と必死になっている時、自分の希望していたことを見つけたと思った場合はなかなか自分の間違いに気がつかないものなのである。

ちなみに、本当に55単位も不足していたとして、Valleyにトランスファーした場合、ちゃんと高校卒業に間に合う・・・などということは無いことがValleyに移ってから判明した。

・・・そんな都合の良い学校があるわけねぇよな。


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