DOTFAMILYの平和な日々
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2004年04月23日(金) 腕時計

中学の入学祝いに両親が腕時計を買ってくれた。どうせ買ってもらうなら自分の好きなのが選びたいので、母と一緒に買いに行った。時計屋さんにはいると、すぐにとても素敵な腕時計が目に入った。金色と銀色のが並べてあり、「銀色の方が良いな。」と思ったが、それは「高いからダメ」という理由で買ってもらえなかった。ローレックスのオイスターなんたらかんたらという名前の時計だった。私は「よし、大人になったら絶対にあれを買おう!」と固く決意した。

あれから30年以上経ったが、私はまだ大人になっていない。

さて、初めて買ってもらった腕時計は、限りなくシンプルなセイコーの時計だった。そして、その日以来、私は腕時計を外したことがない。寝る時とシャワーを浴びる時に外すようになったのは子供を産んでからのことだ。悲しい事に、時計をしていないととても落ち着かない気分になるのだ。

そんな私の時計を選ぶ時の条件は、丈夫なこと、これのみである。外すことがないのだから落とすこともないのだが、何しろ粗忽物なのであちらこちらにガンガンぶつける。水はジャブジャブかける。プールに入る時もはずさない。最初に買ってもらった時計は防水だったが、当時の防水とは水に濡れても大丈夫だという意味であって、水に漬けても、ではなかった。それでもプールに入る時(中学の体育の授業に水泳があったんだもん)に外すのを忘れて、中が曇って見えなくなったことは数え切れない。何度も「もうダメだな」と思ったが、2、3日すると必ず復活するのだった。

2個目の腕時計は、大学生の時に清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったセイコーのダイバーズウォッチである。私はダイバーではないが、これならプールに入っても、海に入っても大丈夫!本当は自動巻き(手首を動かす度にネジが巻かれるヤツ)が欲しかったのだが、タッチの差で製造中止になってしまっていた。1980年のこと。が、デザインと丈夫さが気に入っていたので、バッテリーで動くので妥協した。

わかってはいたのだが、バッテリーというのは切れるものなのだ。私はズボラな人間でもあるので、バッテリーが切れてから新しいのを入れるまでに1、2週間はかかる。その間、腕時計なしでは生きていけない(言葉のアヤです。これなしでは生きていけないものなんてないです。)私は、母からもらった時計を使うことになる。

母は私に会う度に、時計をくれる。小さなパールが繋がったベルトがついている時計だったり、文字盤に小さなダイヤが入っている時計だったりする。(どちらも『小さな』というところがミソですな。)時計というよりブレスレットである。母は私がああいう色気もそっけもない時計をしているのが恥ずかしいらしいのである。「あなたも歳相応の格好をしなさい。」という意味なのだ・・・ろうなぁ。しかし、あんなもん役にたつかい!皿を洗う度に外さなきゃいけないし、チラッと見ただけじゃ老眼の私には何時かわからないじゃないか!

さて、最近、またバッテリーが切れたのだが(話が前後するが、2個目の時計は未だに愛用している。だって、狂わないし壊れないんだもん。)、今回母からもらった時計をテンポラリーに使っていると、「私もそろそろダイバーズウォッチ止めようかな」という気分になってきた。なんだかブレスレット型の時計の方がしっくりくるのだ。(つまり・・・歳を取ったということだな。)

とかなんとか言いながら、昨日バッテリーを交換してもらってはめてみたら・・・やっぱり、こっちの方がいいぞ!という訳で、今回使っていたターコイズが入っているちょいとカジュアルなブレスレット型時計は再びクローゼットの中へ。

実は数年前から、3個目の時計が欲しいな、と思っている。条件は変わらず、丈夫であることとアナログであることなのだが、それに加えて目覚まし機能が欲しくなったのだ。アラームが付いていれば、ちょっと空き時間が出来た時、居眠りするのに便利かな・・・と。(つまり・・・歳取ったということだな。)

今使っている2個目の時計が壊れたら、アラームが付いた腕時計を買おうと思っている。が、その日がくるかどうかは疑わしい。何故ならば・・・1個目の時計は、今でも実家で元気に動いているからである。

セイコーの時計って、壊れないの?


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