DOTFAMILYの平和な日々
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2002年01月10日(木) |
お願い、あるいはお祈り |
愚息を迎えに行く途中の出来事である。 片道3車線の道路を運転していて、右に曲がらなければならないので右側の車線で信号待ちをしていた。 すると、左側にいた車が「ブッブー!」とホーンを鳴らした。 何事かと思って見てみると、その車の運転手が私に向かって手を合わせて頭を下げていた。
彼は「僕も右に曲がりたいから前に入れて」と私に向かって頼んでいたのだ。 ま、それは良い。 バカタレ!とは思うのだが、たいしたことではない。 彼は白人であった。
夜、別の人(彼女も白人)から些細なことをお願いされた。 実に実につまらないことである。 その時、彼女も私に向かって手を合わせ、頭を下げた。
人に何かを頼む時、『手を合わせて頭を下げる』というのは白人の習慣なのだろうか?
実は、以前から不思議に思っていたのだが、私が何かをお願いされるということはほどんどないので(お願いすることは多いのだが)、調べるほど気にしてはいなかった。 もちろん、今でも調べるほどは気にはしていない。 しかし、1日に2度もそういうことがあると、ちょっと気になる。
例えば、日本人は人に頼みごとをする時、手を合わせて「お願い!」等と言うことがある。 私は人に物を頼む時でも横柄なので、そういうことはしないのだが、女の子がそうやってお願いしている姿は中々可愛いと思う。(私はオヤジか?) が、そういう時でも頭までは下げない。
中国の人なんかはそうするのかな?と思ったりもするのだが、それは偏見というものだろう。 ・・・う〜ん、この習慣の起源はどこなんだろう?
手を合わせて頭を下げられると、拝まれているような気分になってしまう。 流石に拍手まで打たれたことはないが、なんだか妙な気がする。
もしかして・・・私は神だったの?
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