Real Love という言葉があるそうだ。
じゃあRealじゃないLoveって何よ、ってことになるのだが、それは当然Virtual Loveということになるわけである。ネット恋愛みたいなのがこれに当たるのだろう。
しかし、コンピュータの上に踊る字の後ろには現実の人間がいるわけで、それを「仮想」と言ってしまうことにはかなり抵抗がある。現実の書き手はネットから受ける印象とはかなり異なるのかもしれないが、それでも血も涙も流す存在としてそこにいるということには変わりがない。
歴史上の人物とか漫画の主人公に恋をする、というのならそれはVirtual Loveだろう。しかし、端末の向こうにいる人間は、ある意味自分と同じようにコミュニケートしているのだということを忘れてはいけない。Virtual だから何をしてもかまわないというのであれば、それは大きな間違いだ。
元来コミュニケーションを豊かにするために作られたはずのツールが、ディスコミュニケーションの原因になっているとしたら、皮肉と言うより不幸である。
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