++++独断++++ 
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2004年05月19日(水) 「大魚」


 観ました「ビッグ・フィッシュ」(注:多分ネタバレ)

 とても、好きです。ティム・バートン、やっぱ好きじゃ。
ラスト、本当泣いてましたよ・・・涙は毀れないけど。
演出がティムだぁー!って思いましたなぁ。。。サーカスやら街並みやら・・・
「機械の手」がシザーハンズを連想させるし(涙)
あ、ネクタイ見そびれた!!ちくしょぅめ。
映像的にも見ごたえありますよ。綺麗で壮大です。
彼が手掛けた事によって、現実と幻想が上手く混ざり合ってる

 話の内容は「愛」ですな。
父の愛。夫婦愛。家族愛。友情。
特には父の愛。
この父さんは本当、偉大な人ですよ。
真っ直ぐで、優しく、勇敢で、ユーモアのある人。
『周りを幸せにしてくれる人』
なんの為に「ホラ」話を聞かせるのか。
その意味がわかった時、とても気持ちがイッパイになったなぁ。
父こそが『大魚』だったんだね・・・
親から子へ、子からまたその子へ・・・愛が続いていくんだなぁ。
そして記憶に生き続けるんだねぇ。。。

 あぁ、こんな家庭が理想かも。と激しく思った(笑)!

 もし自分の子が産まれたら沢山の面白話を話してやりたいねぇ。。。

 余談ですが、彼の作品『エド・ウッド』も大好きです。
実在した映画監督『エド・ウッド』の映画作りに対する情熱を再現した映画。
この作品に出てくるベラ・ルゴシの生き様が見ていて悲しくも現実的で
これが現実なんだなぁ。。。とか見せられた気もするし。
とにかくエドの映画作りの情熱には尊敬に値する気持ちになった(笑)
最後まで観衆には理解されなかったけど、今になってマニア?
がいるらしいし、それは現代人にエドの感性が当てはまってきたという事なのか?

 面白く、でもどこか現実の厳しさ・矛盾を表現している
ティムバートンの作品は好きですなぁ。
 



 流 八 |MAILHomePage

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