くるぶしニッキ

2004年01月09日(金) 白髪

先日中学のクラス会に出席するため地元に赴いたTは

1人暮らしをしている妹のところに泊まったようです。


するめをあぶってチューハイを飲む妹(・・・)を尻目に

何の気なしに(・・・)鼻毛を抜く姉。


「そしたらさっ、白い鼻毛が5本くらい抜けてさっ!」

興奮気味に語るT。

「それって鼻毛の白髪・・・か??」

「うん。ファンデーションじゃないよな〜。」

「・・・鼻の奥に化粧をする女はいないと思うが・・・。」

「でさ、もしかしたら髪の毛にもあるのか?って妹が探し始めてさ。」

「で?」

「あったのさーーー。けっこうな本数が。」

「うひゃー・・・。」

「着々と体は老化してるんだなぁ・・・・」←寂しげな口調。

「そうなんだねぇ・・・。」←なんと言えばいいのか困るくるぶし。

「・・・・あんたは?」

「へ?うち???うちは今のところなさそうだけど・・・。」

「いや、わからないよー。
あたしも髪の内側っていうか見えにくいところにあったから。」

「いや・・・多分大丈夫だと・・・。」

「あんた染めてるからわからないだけなんじゃないの〜?」

「いや、もうてっぺんから20センチ以上は地毛だし。
・・・ってかどうにかして仲間をみつけたいんだな!?

「えへへへ。だって1日しか誕生日違わないんだから
あんたも同時に老化がはじまっていいでしょー?」

「よくない。ったく(苦笑)」

「へへへへ・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

「ねぇ?Sならあたしよりも(白髪の本数が)ありそうだよねぇ?」

なぜそこでSの名が

「いや、すでに子供2人産んでるし、毎日仕事で忙しいから
かなりキてるのではないかと・・・・。」

「・・・どうしても仲間が欲しいんだな・・・。」

「うん。」

「染めとけ。」

「えーーーー。白髪染め〜???」

「いんや、ホワイトブリーチ。




ヤツは相変わらず顔が黒いんで

モノトーン人間になりそうです。

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