「次の日曜日、バレーの納会だから」

とダンナが言い出しました。（ダンナは会社のバレー部員。

仕事が忙しくて練習に行けず、納会にしか参加しない幽霊部員だが・苦笑）

納会なんですが、一応バレーの試合をやってから

飲んだり食べたりするのが毎年恒例のようです。

「それで、ブリーフを買って欲しいんだけど・・・。」

ダンナは普段パンツはトランクス派。

でもバレーをする時だけブリーフ男に変身します。

曰く「（レシーブをする時）しゃがむとトランクスだったらすぐ尻が破ける。」

らしいです。

あとくるぶしは激しく動くから収まりが悪いと邪魔だからではないかと踏んでるんですが

その点に関してはダンナは言及しません。うーむ。

ま、それはいいとして（笑）、ダンナはバレーのために

黒いブリーフを１枚だけ持っていました。

ところがその黒ブリ君はゴムが伸びてみっともない有様です。

はくとがばがばで「とてもかっちょ悪い」（ダンナ談）状態です。

またぐりの所からナニかが「よっ！元気かい！？」と出てきそうです。

それは危険だ。

というわけで、ブリーフを買いに下着売り場へ向かいました。

そこの売り場ではたくさん種類があるわけではなかったんですが、

求めているものは、一応手に入るくらいの品揃えではありました。

「ダンナ、ダンナ！！これはこれは！？」

くるぶしが手に取っているもの。黒のハイレグビキニ。

「えっ！そ・それは嫌だ・・・。」

「なんでさっ！せくしーでしょっ！！」

「うーーん、もっと普通なやつが・・・」

「ったくわがままだねぇ〜。・・・んじゃこれは？これこそ普通。スタンダードっ！！」

「グンパン（グンゼのパンツ）かよっ！そっちの方が嫌だっ！」

「むーーーっ。じゃあこれは？？？尿漏れ対策パンツ」

「・・・・・・・・・却下。」

くるぶしが勧めるものをことごとく嫌がりやがったダンナは、

結局一番最初の黒ビキニよりも抑え目のパンツに落ち着こうとしていました。

（これもけっこうキワドイやつなんだが、麻痺しているダンナは気がついていない）

でも色は赤。

（クリスマス仕様ということで）



家に帰ってきて早速試着タイムです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

おおおっ！！！！！！こ・これは！！！！！！！

もじゃもじゃ。

ひ・ひどい、ひどすぎる（爆笑）

「ねぇ、スポーツクラブのプールとかでこんな水着はいてたの？？」

「・・・・・・・・・・う・うーーーーーーーん。

さすがにこれはもう・・・・・やばいよなぁ・・・。」

「やばいってもんじゃないよっ！！！！！破壊力すごすぎ！！」

「・・・・・だよなぁ・・・。」


このブリーフでダンナはバレーの納会に出席します。

恐らく、着替えタイムは阿鼻叫喚。

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