「あー、暑い。でもねむい。」と、睡眠態勢に入るべく布団に転がっていると、

横で転がっていたダンナがくるぶしの目の前に左腕をにゅっと差し出しました。

「・・・・・・何？？？」

「・・３・・２・・１・・ぶぶーーーっ。」

「え？腕枕？？？」

「ちっちっちっ、これはあまえん棒です。」

「・・・・・・・・はぁ。」

「さぁ、あまえん棒にあまえるのだっ！！」

「（おもむろに腕をぐわしっとつかみ）
もぐもぐもぐ・・・ああ、このうまい棒は
肉付きがよくておいしいなぁ。」

「むっ。」

「けけけけけけ。」

「うーーーーーん・・・・・・・。
（突然いつも壊れ気味なくるぶしのハラに手をのせる。）」

「おっ、いいかんじ。あったかいぞー。」

「あっため手（て）です。」

「ふむ。これはおなかがあっためられていいかも。」

（１分経過）

ダンナの目の前で左手をひらひらさせるくるぶし。

「何じゃ？？？？」

「暑いから
あっちに行っ手（て）（笑）」

「がーーーーーん。」



今日も我が家は平和ボケです。

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