散歩デビューのころ、(知らない場所で怖いのか)腰が抜けたように
地面にべたっとはいつくばり、「なめくじ」「ほふく前進」などと言われた我が家のわんこ。
先日(生まれてから)5ヶ月を迎えた彼女は
最近は散歩にも随分慣れ、はふはふ興奮しながら(・・・)歩いています。
最初はなかなか外でうんちをしてくれず、
「もしかしてこいつはトイレシートの上でしかできないのかな?」と
思ったのですがそれも取り越し苦労でした(笑)
(いつもの散歩風景)
がちゃ。ばたん。←家を出た音。
「さぁ、今日も張り切って行くわよ行くわよ行くわよ。」
「ちょっと待てっ!鍵をかけさせろっ!!」
「まだ?まだ?まだ?さ、行くわよ行くわよ。」
「・・・・ったく、お前はどーしてそういつも『かかり気味』なのかねぇ・・。 もう少しゆっくり歩きなさいよ。」
(当然聞いちゃいない) 「ん?これは何かしら?落ち葉かしら?とりあえずくわえておきましょ。」
「また落ち葉くわえて歩いてるよ・・・。」
「あら?これは何かしら??とりあえず落ち葉は置いといて、これをくわえましょ。」
「・・・・・石をくわえてどーするのかな??(苦笑)」
「あらまぁ、これは何かしら??くんくんくん・・・。」
「だーーっ!!ダメっ!それは他の犬のうんちっ!!!!」
(ぐいっとリードを引っ張る)
「ぐえっ。もぉ苦しいわっ。さ、行きましょ。」(うんちのことはすでに忘れている)
「・・・ん?あれは・・・。」
「あら?これは何かしら??くんく・・・うわわわわわわわっ!!!!!!」
落ちてたセミが急に飛んでビビる。
「あー、びっくりしたわびっくりしたわ。・・・あら、びっくりしたら便意が。」
「ああ、うんちスタンバイになったよ・・・。」
(ガサガサと袋とティッシュを出すくるぶし)
「んっ、んんんーーーっ、くーーーっ。」
(もりもりもりーっと出るうんち。体のわりに大量。)
「ふーっ。すっきり。さ、行きましょ行きましょ。」
「ちょっと待てっ!今あんたのうんちを拾ってるんだからっ!!」
「何よ何よ、まだ進まないの?」
(うろうろするわんこ)
「・・・あーあ、またこんなどっちゃりと・・・。」
「あら、こんなところにうんちがあるわ♪」
「これは あんたがしたやつだっ!!」
「あら、怒られちゃったわ。ねぇ、まだ行かないのかしら?」
「ふー・・・。とりあえず※第一弾は処理完了・・・。さ、行こうか。」 ※2回する。いずれも大量。
(むこうから車が走ってきた。)
「車だわ車だわ、大きいわ、走ってるわ。走りなら負けないわよっ!!」
「車に対抗して走ろうとするなっ!!!!」
(リードを引っ張る)
「ぐぇぇっ!!走るわ走るわ走らせなさいよっ!!!」
「ダメです。」←進まないくるぶし。
「んもうっ。ん!?くんくんくんっ・・・。」
(むこうから大きい犬を連れたおばさんがやってくる。)
「犬だわ犬だわっ!こんばんはっこんばんはっ!!」←ちぎれんばかりの尻尾。
(飛び掛りそうになるんでリードを短く持つくるぶし)
「こんばんはー。」
おばさん「こんばんは。あら、随分小さいねぇ。まだ子供?」
「ええ、5ヶ月なんです。大きいわんちゃんですねぇ」
(などと世間話をしている間もわんこは大騒ぎ。)
「こんばんはっ!仲良くしてねっ!くんくんくん。」
(大きい犬)「こんばんは。くんくんくん。」←あくまでも落ち着いている。
「ねぇねぇ?遊ばない?遊ばない?」
(大きい犬)「え?でも散歩中だし・・・(困惑気味)」
「遊ぼっ!遊ぼっ!ねぇねぇねぇねぇ!!」
「ほらっ!!!行くよっ!!!」
(リードを引っ張られる)
「えー!?そんなぁっ!遊びたいわっ!遊びたいわっ!」
「さくさく歩けっ!!!」
「遊びたいわっ!遊びたいわっ!!!」
(ずりずりずり・・・とわんこを引きずるくるぶし)
「だーーっ!走るよっ!」
「え?え?走るの?わーいわーい!しゅたたたたたっ!! ねぇ、遅いわよっ!もっと早く走ってっ!」
「ぜぇぜぇぜぇぜぇ。」
(玄関先に到着)
「さ、わんこ、お座り。」
「きょろきょろきょろ。何かおもしろいものはないかしら。」
「お座り。」
「くんくんくん・・・何かないかしら。」
「・・・・お座り。」
「くんくんくん。うろうろうろ。」
(ばしっ!頭をひっぱたかれるわんこ。)
「ん?何?」
「お座り」
しゅたっ!
「ふせ」
しゅたたっ!!
「さ、家に入ろうか。」
「わーい、入りましょ。 ノドが乾いたから水を用意してちょうだいね。」
「家に上がる前に足を拭くからね。」
「水ー水ーはっはっはっはっは。」
・・・・・・と、毎日こんなかんじで、
くるぶしが 散歩させられてます。
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