堀井On-Line



8639,閑話小題 ーこのところ、半世紀も前の日記を書いている…

2025年03月01日(土)

   
    * 懐かしいのが、新宿の早稲田界隈にいた頃の…
 過ぎてしまえば、アッという間になる。最近、ある程度、当時から距離を
置けるので、冷静にコトを書けるようだ。まあ、面白かったのは事実。経験も
無しで、日々を謳歌していた頃が懐かしい。過去の再編成も味があると言う
こと。青春も謳歌できただけ有難い。両親の御陰だが、夜半に眼が醒めて、
つらつら考えるに…20歳半ばで亡くなった、実兄に対する扱いで考える
上で、手に平に転がされているようだ。これは今から考えると、非常に
プラスになっていた。学生時代は特に、致命傷になる事態もなくて、安易に
過ごせたが、それでも、いっぱいいっぱいだった。クソ真面目だったが…
それ故に、一年一年の課題を真面目に熟していた感がある。年上の兄、姉の
存在があったこともある。それと両親の土台も頑強だった感がある。
それと、ドアが有るか無しかのオープンルームも人生と言うことを学ぶに
非常に良かった。因果応報がてにとるように解っていた。他人との関わりが
一つずつ、直接、自分に跳ね返ってくること。厳然たる事実は、そのまま、
おのれ自身と言うこと。甘くは決してないこと。皮膚一つで、内界、外界が
ハッキリとしている。自分の内蔵か、他者の内蔵か…それが、ドアの外か、
内かと分かれてしまう。

 寮とはいえ…土足の平屋で泥棒が平気で侵入可能。それでも自治は保たれ、
個々の枠組が自立していた。その人間模様が何とも面白い。住人の個々の
背景は恵まれては居たようだが… 基本は{自主独立}。誰も実家のことは
話さない。あるのは気品とプライドだけ。無いのは金だけ… それは健全。
金が無いなら働け…愚痴は言うな!何を知っているかより、何が出来るか。
都会生活の基本が、そこに歴然としていた! 働くのは、己の貴重な時間を
売ること。ツベコベ言わずに働くか本を読め… 孤独の群衆の独りを実感しろ… 
本屋か、図書館に行くか、身体を鍛えろ。学生の本分は、それだけ。女性は
自分の実力に応じて、決まってくる。安請け合いはしないこと!頼れるのは
知識と、金!そして友人。力相応の世界が、己の未来に待っている。 己と、
その因縁のある者のみ。さあ、この坂の上の雲が待っている。然もなくば、
何を信じていれば良いのか!盲信してはいけない。問題は見極めになる。



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