| 8631,閑話小題 〜つれづれに(2)ー人生で言い残すこととは… |
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2025年02月22日(土)
* 成る程,老いると言うことは… 残された人生の日々で想うのは淀みが濃くなっていく感じか! 記憶に残るのは、良いことよりも残したくない方が多い。それは濃い経験として 残る。人生半ばに差し掛かった頃に…「後味の悪いことは避ける」と心に決めて、 日常が楽になっていった。多くの難局から逃れることが多くなっていた。判断 基準を己の基準としておけば,それは楽になる。学生寮に居た頃、悪友、良友が 多く居た。悪友には勉学に興味を示さず、女性だけを追い求める人が多かった。 酒、薬物、パチンコ、タ系何でもござれ…である。共通しているのが、遊ぶ 金欲しさの留年。何せ自由と閑が有り余っている。金と暇さえあれば学生時代は 天国。酒池肉林の部分が,幾らでもある。その陰には,当然、野獣が隠れている。 その辺りをハッキリしておかないと、何のための遊学かになる・・・ ある意味、それは天国でもある… 女、酒、博打、趣味の材料は多種あるが、 これがナカナカ面白い。ネタは友人関係。都会人は受験勉強から解放されている 分だけ余裕があり…多種多芸である。 閑とは孤独の扱いに掛かってくる。 誘惑は幾らでも転がっている。酒と肴が第一歩。 読書は文字情報の入口。 その面白いこと,この上ない。朝起きて、サテ何を為ようか…?とキョロキョロ と周りを見渡す。ああ…休講だったか!校庭・・・4丁目には、クラブの誰々が 待っているか… 図書館もある。それとも国会図書館、紀伊國屋書店がある。 先ずは天気が良いし、学食でランチを食べてから…4丁目へ! クラブもあった。 まずは布団を畳んで第一歩とするか…に。ある意味で,理想的…。人生の楽園の ブランコでもある! ところで最近、<自由とは何かが>気になる。気とは合気では ないが、道筋である。世界の気合いを体得すること。それはいい。とにかく顔を 洗い、洗濯を為て、着替えて,一歩を踏出すこと。> ああ隣室の相楽が、昨夜、何があったか大泣きを為ていた。…良くない女友達に 振られて・・・ショックで寝込んでいるというが… これも自業自得でしかない。 何も為ないで日々を万年だらりと過すより良いともいえる。いやソウでもないか!
そういえば、相楽は警察沙汰で留置場に入っていると噂で聞いた。遊ぶ金欲し さに、アルバイト紹介のピンハネを手広くしているという。成る程…泣いていた のは,警察で絞られていたのが、それかいな。リクルート言うのが・・・手広く雑誌 を発刊し、それが図書館、コモン・ルームに置いてあった。その我流ということ。 金集めという欲求が、その知恵を出させいるのか。私めには,そんな大それた ことは出来はしない。何かしら己は小さな世界にドップリと浸かっているだけ… 出切るのは何も為ないこと…まあいい…」 1968年・5月10日)ー2025年・2月 ーー そこに愛知の長田さんがノック ーー 〜つづく〜
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