8506、閑話小題 つれづれに… 再び青雲寮について |
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2024年10月21日(月)
8506、閑話小題 つれづれに… * つれづれに 学生時代に早大の近くの25人ばかりの学生寮に入っていた。地方出身の苦学生 を中心にした男子寮。しかし二人だけ女学生が入っていた。そこには度々、先輩 と称する卒業したての社会人が、暇に任せて酒持参で訪ねてきた。そこは社会に 馴染めない鬱屈を感じ取られた。その教訓が,意外と参考になっていた。 印象に残っているのが…大学の効用? 特に2年間の教養課程。 一歩社会に踏出すと純文学など読む余裕がなくなる。しかし、ここで、読んで おかないと,一生の不覚になる。一見、何にもならないようだが、娑婆に出ると、 その純文学が,ためになる。これは母と姉達から普段の会話から教わっていた。 それと、相方(俗に言う異性の友達)も大事である。ついつい、合コンなどで 気楽に付合い結婚に到るが、そこに大きな落とし穴がある。それが宝くじの ような当り外れがある。 アルバイト先の奇麗なお姉さんが、トンデモナイ 過去を抱えていて、云々。 寮が今でいう共同炊事場と、共同トイレのオープンハウス。 各人のプライバシーが垣間見れる。それぞれの家庭の事情がアカラサマに曝け出され、 それはそれは残酷な人生があり、病的な人から尊敬すべき人材まで揃っている。 部屋に閉じこもって読書三昧な人から、ヤクザ紛いの女漁りと、遊行に徹して いる輩まで様々! 意外と多かったのが、早稲田の夜間学生。それは玉石混合。 目につくのが,一般学生との差異。表だっては、苦学生だが、実際のところは、 遊び人そのもの。こういう影を背負っているのは、女性関係が激しい。 それなりに人生を背負っているので、それは人物観察になる。
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