堀井On-Line



8375,閑話小題 〜つれづれに

2024年04月27日(土)

   * 昨夜半の夢が佐渡観光をしてきた物語
 眼が醒めて、何でまた夢が佐渡観光なのか考えても思い当らない。
柏崎で観光コースから下りて電車に乗換えて、長岡へ向かったが、何とか
添乗員に携帯で連絡しようかどうかで起床したまでは憶えている。
 
佐渡には学生時代にクラスメイト3人と佐渡観光をしたが、刺激がなくて、
友人達は詰まらなそうな顔をしていた。佐渡オケサの踊りと、その手捌きが
印象に残っているが、静けさと荒波が味があると気づいたのは、この年齢
なればこそ。気楽に誘ったのが悪かったのである。私の長年の友人が、旅行
代理店の責任者で佐渡に数年・・・責任者として赴任したことがあった。
その間の日々が無味乾燥で大変と、あとで聞いたが、解るような気がした。
 彼にはアフリカのケニア、タンザニアや、トルコ旅行で世話になったが、
それが辛かったと言う愚痴を聞かされていた。旅行代理店の責任者で、それ
こそ神様のように崇めたてられるのは良いが、独身の身で常に誰かの目が光って
いて、何も刺激が無い。それをカバーするほどの度胸もないし、仕事が終って
解放されることはない。部屋にある水槽の熱帯魚を静かに見つめるしかないのも
辛いものがある。都会なら、バスを一駅乗れば異次元の世界に戻れるが、佐渡
では不可能。学生時代に似た状況を経験したことがあるが、それはそれは・・・
アメリカの『孤独の群衆』があるが・・・他人様の内情が異様に知りたくなる
心理を分析し、その解消を淡々と述べている。その面白いと、この上ない。

 それにしても、何でまた佐渡観光の夢だったのだろうか? 佐渡が何故? 
確かに都会の中の孤独の問題。創価学会が、 ・・・何故に田舎出の若者に支持を
されたのか・・・ 孤独には辛いものがある。25歳の金沢時代は、半端な身分。
そこには、夢も希望も無かったが、独りか考え尽くした結果が、この立場の
経験こそ、長い人生の糧となるヒントが得られると、確信していた。毎日、
会社の加賀美人とのイチャつきがあった。その面白かったこと、この上無かった。
人生で一番辛いときこそ、一番、良いことがあった。 井戸の水源は、カラ
カラの底から湧出るものと? 人生は短いからこそ、面白いのである。

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